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2008年 春の全国集会 (鳥海山)

開 催 日 2008年4月4〜6日
リーダー 高橋 毅、日出平 洋太郎、
地元ガイドの皆さん、07年幹事団
報 告 者 西田進、小林義亮、
高井延幸
岡田尚武
参加者数 62名(会員50名、ゲスト12名)

今年のアルパインスキークラブの春の全国集会は、山形県遊佐町の
「四季の森 しらい自然館」を宿舎にして、4月4日は希望者のみ前泊、5日は鳥海山域の稲倉岳往復、6日は鳥海湖往復というダブル企画が行なわれた。 参加者62名という空前の大人気であった。

4月4日 (前夜泊)

4月4日、希望者37名は、宿舎の「四季の森 しらい自然館」に前泊した。 図らずも楽しい前夜祭となった。

夕刻から続々「四季の森 しらい自然館」に詰めかける

37名の前泊者の夕食、いわば前夜祭

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夕食後の飲み会
2台のペレット・ストーブが暖かい
 
 
    ペレット・ストーブはクロマツペレットを燃やす
バイオマスであるペレットを燃やすことは、植物が吸収したCO2を大気に戻すので、カーボンニュートラルと呼ばれる優れものだが、コストが高いのが難点である。



4月5日 (稲倉山スキー)

4月5日は56名が参加して、稲倉岳登頂を目指す。 鳥海山域の北面に位置する稲倉岳は、宿舎から登山口まで車で片道約1時間かかる。 なが〜い一日となった。

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早朝5:00に自然館を出発
 
 
     道の駅「鳥海」で夜行組と合流
稲倉岳登山口の駐車場が狭いので、一部の車は、ここに駐車させて、相乗りで登山口に向かう

56名が次々に出発  2週間前の下見のときはシールを付けて歩いたのだが---

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マンサクの花の下をシール登高

樹林帯を抜けると、われわれが「展望台」と名付けた台地に到着

ちょうどその時、稲倉岳から滑降してきた仲間と合流  竹腰さんがテレマークを決める

合流した仲間で記念写真
この時間は上はガスが出ていた。 この後天候が回復し稲倉岳山頂に登頂した人は12名

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急速に進む雪融け フキのトウ

GPS軌跡(データ取得:小林さん)

麓で稲倉岳がきれいに見えた

今日は雨こそ降らなかったが、天候に恵まれず稲倉岳に登頂できた人は少なかった。 明日は天気がよさそうだ。



4月5日 (懇親会)

4月5日の夜は、60名参加の懇親会である。 鳥海山にかける情熱を話された池田さんのご講演に始まり、2時間の制限時間はあっという間に過ぎた。

恒例のの大懇親会

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司会の中川さん 代表幹事の日出平さん クラブ代表の宮本さん 鳥海山1000回登頂の池田さん

小松原さんの音頭で乾杯

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総隊長の高橋さん
 
ガイドして下さった吉川さん
 
ガイドして下さった石黒さん
 
お忙しい遊佐町長の
小野寺さんも来て下さった



4月6日 (万助小屋〜鳥海湖スキー)

4月6日、今日は56名が参加して、鳥海山南西面の万助小屋から稜線に出て
鳥海湖を往復するツアーが行われた。 天候に恵まれて豪快な春スキーを満喫できた。

今朝も5:00に自然館を出発

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登山口の採石場に駐車させてもらう
鳥海山は約2600年前の噴火で山体崩壊があったという。 ここでは、いい火山岩が採石できるらしい。

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登山口で6班に分かれてブリーフィング 2週間前の下見のときは、シールで登れたが---

ブナ林の中の気持ちのいいシール登高
ブロードバンドの方は、
上の画像をクリックしてビデオをご覧下さい


幾筋かの沢と尾根を超えながらシール登高する

鳥海山の噴火でできた溶岩台地が浸食されて、数多くの沢と尾根ができたのだろう。
効率よく登り、滑るにはルートの選択が鍵となる。(4枚パノラマ写真)

ブナ林を抜けると雪原に出る  目前にある最後の樹林帯を抜けると万助小屋

万助小屋で乾杯

鳥海湖を目指して登る

鳥海湖の見えるところまで登って、班ごとに記念写真

班ごとの記念写真

昨日ガスの中で登った稲倉岳が、今日は快晴の下に眺められる

鳥海湖から万助小屋を目指して、滑降してくる

続々と鳥海湖から滑降してくる
ブロードバンドの方は、
上の画像をクリックしてビデオをご覧下さい


万助小屋の前で記念写真


GPS軌跡(データ取得:小林さん)


帰路に遊佐町から眺める鳥海山


ビデオが追加されました(撮影者 岡田尚武)
ブロードバンドの方は、下の画像をクリックしてビデオをご覧下さい

前夜祭 稲倉岳スキー 懇親会 鳥海山スキー


62名が参加した日本山岳会アルペンスキークラブの2008年春の全国集会は、無事終了した。 スキーのガイド、宿舎提供など、いろいろとご支援下さった地元の皆さんに、心から感謝します。