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かぐら峰・日白山スキー |
開 催 日 | 2009年2月14〜15日 | |||
リーダー | 木村員士 | |||
報 告 者 | 小林義亮 | |||
参加者数 | 10名 (会員10名) |
毎年この時期に実施される恒例の山行である。例年の通り初日には雁が峰を計画していたが厳冬期のことでもあり、これまでも100パーセントの実施はむつかしかった。昨年は前日からの大雪でリフトが止まり、ゲレンデスキーに徹せざるを得なかった。 しかし今年は逆に静岡26.8度、東京も23.9度と2月としては珍しい暖かさで、当地も例年だと−10度までは下がるスキー場最上部で気温4度、雨とビックリするほどの暖かさであったが、さて雁が峰は? 翌日の日白山は午後雨の予報が起きてみると無風快晴、前日の暖かさが残り、まるで春山のような山行となって大展望を楽しんだ。 |
1日目 2月14日(土) |
宿の温度計は早朝4度、出発時には8度まで上がった。外は雨が降り続いている。 |
今年の積雪の状態 | 昨年の積雪の状態 | |
山頂は南風が強く、高温でなだれのおそれがあるため登山禁止。登山届をパトロール隊に出した際には気をつけるよう注意があった。 | 最上部へ行くリフトも強風で止まっており、上に上がれずに濃霧と雨のゲレンデで憂さをはらすも、消化不良になり和田小屋で早々にお茶。 | |
和田小屋で停滞していたが、最上部に上がるリフトが動き出したので急いでリフトに乗り、濃霧の中を2本滑った後、稜線へ進むことを決定。樹林帯をシールを着けてリズミカルに歩く。静寂の中を進むと気持ちの安らぐのを感じる。その内一瞬だったがガスが切れて周囲の景色が開けた。写真で見るとおり雪が少ないので木々の背が高い。 |
稜線に近づくと木々に付いた雨滴が凍ってきた |
稜線でシールをつけていざ出発。僅かばかりの滑りだったが満足して、混み合っているゲレンデから早々に宿に帰り後はいつもの通り。 | |
ガスに霞む稜線 | 霧氷が着きだした |
2日目 2月15日(日) |
昨夜の予報とは裏腹に暖かいが朝から快晴、今日の日白山は楽しめそうだ。期待に胸がふくらむ |
二居部落から奥に入り、別荘地の除雪終点に車を置いて出発 | 朝日を浴びて林道を行く |
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アイスバーン状態の樹林帯を上る。足前も顧みず果敢に直登を行った革靴の男もアイゼンも立たない斜面に数メートルスリップ。 | やっと稜線に着く。遙か向こうに白く見えるピークが日白山。ここで大休止して稜線へと向かう。右側は土樽へと続く深い谷。谷の向こうは谷川岳の大展望。 | |
稜線を日白山山頂へと進む | このピークを登り切れば山頂 |
山頂からの大展望 |
東谷山、遠景はかぐら方面 | かぐらスキー場、中尾根 | 苗場スキー場 | 平標山 |
東谷山から三俣部落方面 | 二居部落。左側稜線の向こうを下った | 昨日滑降予定だった雁が峰の長大な稜線 | 谷川連峰 |
谷 川 連 峰 | |||
それぞれの山名は分かりますか(編集の都合上、一つだけ違う山塊が入っています) |
下りは懸念していた稜線直下のアイスバーンもそれなりに軟らかくなって いて快適でしたが、雪の少ないこともあって中腹より下はブッシュが多くて 難渋しました。 |
9:00 | 二居奥 標高900メートル地点 |
12:10 | 稜線 |
13:00 | 日白山山頂 |
13:20 | 山頂より滑降 |
14:30 | 駐車場 |
良き友と良き天候に恵まれ本当に楽しい山行でした。 来年は二居へと続く東谷山から貝掛温泉へと滑降す るコースを考えております。来年を楽しみに! |