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干支の山の山スキー・兎森山(1053.4m)

実 施 日 2011年3月6日〜7日
リーダー 節夫
報 告 者 節夫
参加者数 会員3名、

 2月の野谷荘司山行の宴会で、「兎の山へ登ろう。来年は竜、再来年はヘビ!」と酔った勢いで、だれかが発案した。
 北上川(岩手)の支流・夏油川の源流、豪雪で知られる和賀山地の一角に兎森山があった。夏油高原には巨大なスキー場が開発されて、ゴンドラを利用できそうだ。

3月6日

午後、もの好き一行は、北上駅からレンタカーで夏油高原スキー場にむかった。市内は春めいて穏やか。スキー場近くなると突然に雪降り。積雪は3〜5m。身支度して稜線に到着するや、視界は5〜8m、風雪の目くらましで、船酔い状態で転倒者が。
くだんの兎森は濃いガスの彼方?


夏油高原スキー場に逃げ帰った。巨大な入畑ダム湖の堰堤下の入畑温泉・瀬目乃湯につかり、酒を飲みながら明日の朝、再攻略することに決めた。

3月7日 曇 再挑戦


9:00、ゴンドラ駅からスキー場を離れ、
ふわふわ雪の尾根を歩き始める
北東に大きな雪庇の張り出した尾根を登る

 顕著な山頂が(兎の耳?) が眼前に見える。
 
ゴンドラ終点から40分ほどの登高で狭い山頂へ。
晴天なら岩手山、早池峰、栗駒、焼石連峰が見えるとか?
 雲の彼方に雪深い和賀山地を遠望する(北西) スキー場を俯瞰(東)

 雪庇を避けながら、あっという間にゲレンデへ、そのまま、圧雪車の入っていない林間や大斜面を滑って駐車場に戻った。雪質は上々。このスキー場は深雪を堪能できることで知られているという。北上市内から50分のドライヴ。周辺には温泉豊富。
 新幹線車中では、岩手の地酒を呑みながら「次なる干支の山はどこへ?」を語った。


写真撮影:日出平、松澤    GPS 航跡図:森田