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GPSトラックデータのエラー点削除

報 告 者 佐藤 文昭

 GPS機器を山行に持参し、ソフト・カシミール3Dで地図上にトラックを表示することが広く行われておりまして、例会での山行報告にも利用されています。
 トラックデータにはエラー点が記録されていることが多いものです。無視してもよい程度のものが多いので問題になりませんが、どうしてもエラー点を修正ないし削除したいことがあります。
 細い尾根をたどっているのに、エラーがあって尾根から100mぐらい外れているというようなことはかなり頻繁にあります。

これは、京成ちはら線の終点ちはら台駅から千葉外房・小湊の誕生寺へサイクリングのトラックです。
途中に多くのエラー点があり、そのエラー点へ行って戻るということを繰り返しています。

同じトラックデータをGoogleEarthで見た状態です。
国土地理院は日本国内だけですが、Googleは地球を丸ごとカバーしています

エラー点を探していくと、アフリカの先 大西洋にまで達しています。

カシミールでトラックデータ編集をします。トラックの各点が順に表示されます
ありました! ポイント1324の次1325の緯度・経度が異常です。

エラー点1325を選んでから「トラックのプロパティ」を見ますと
「北緯0°東経0°」となっています。こんなエラー点がトラックデータに多数散在していたのです。

1325点を選んでから右クリックで削除すると1325点が消え、下から新しい1325が繰り上がります。
地図からもエラー点へ伸びる線が消えています。

エラー点をひとつひとつ総て削除してからGoogleEarthでみるとこのようになります。
やれやれ

出発はちはら台駅 最初はちょっと迷いました 62km先の誕生寺 日蓮さんの生誕地です

広い境内 立派な本堂

高低図 
62kmで折り返して戻りました。累積高度は2000mぐらいになりました。90kmで電池が切れました
このデータはGarminEdge510で収録したデータをつかっております
最近ではスマホ(Android,.iPone)にもGPSが装備されています
スポーツ腕時計にも装備されています
慣れれば簡単にデータをカシミール3Dで国土地理院地図に表示させられます
また、GoogleEarthも利用できるのです。