P-1621
ツールド・ちば・2016

実 施 日 2010年10月8日〜10日
リーダー 竹花 晃
報 告 者 竹花 晃
参加者数 1名

 最近は自転車(ロードレーサーまたはロードバイク)が盛んとなり、それに伴い自転車のイベントやレースも多い。
 「ツール・ド・○○」と称する大会も全国各地で行われている。今年の「ツール・ド・ちば2016」は私の住んでいる地元の北総と、東総で開催されたため、自転車ビギナーであることを顧みず、3日間のフルステージに参加した

Stage-1:10月8日 105.4? 成田・我孫子周回 
Stage-2:10月9日 124.1? 成田→佐倉→銚子

Stage-3:10月10日 93.3km
   銚子→香取→成田    合計 322.8?
参加者合計は約1100人。うち、3日間のフルステージ・エントリーは166人である。Stage-1のみのエントリーが569人と一番多かった。



事前にコースを下見しようと、全行程の4分の3位は自転車で走破、残りも車でチェックした。車道の走行にも大分慣れ、
なじみの薄かった東総エリアの土地勘も少しついた本番は1日目、2日目とも大雨に見舞われ、特に一番の長丁場の2日目は土砂降り。
自転車も泥だらけとなった。
一人だけなら中止しているだろうが、イベントとなると止める訳にもいかず、おかげで大雨の中での自転車走行も平気になった。

予想通り走力のあるライダーには全くついていけなかったが、3日間322?を無事完走できた。


10月8日 Stage-1 105.4km
曇りのち雨(一時強い雨)、のち曇り

成田市の大谷津球場からスタートし、成田山、安食、印西市、手賀沼へ。
手賀沼を回って、印旛沼を通ってスタート地点へ戻る

成田のスタート、フィニッシュのゲート

成田市のスタート会場にて、出発式のセレモニーを見つめる参加者たち

スタート順は自己申告により平均速度が時速22?、20?、18?ごとにグループを分け出発する。
平均速度が時速22?とはどの位の速度で走るか分らなかったが、巡航速度は平地で時速25〜30?で走っていた。

各速度分けの中で、30〜40人位のグループに分け、指導員が前後について一列になって走行するが、
グループ分けは参加者の走力や状況によって柔軟に変わっていく。

各コースには、途中3か所(2日目は4か所)のエイドステーションがあり、昼食や軽食(土地の産物を生かした)、飲み物等が提供される。
補助食を持参したが全く不要で、持参の飲み物もほとんど飲まずに済んだ


初日の印西市の花の丘公園では軽食として豚汁が出た。雨に濡れたあとで有難い

参加者は自転車クラブに属している人が多いのか、普段一人では余り必要のない手信号を上手にやっており、参考になった。
この日は自宅に戻ったため、大雨により泥だらけになった自転車の清掃と給油をすることができた


10月9日 Stage-2 124.2km 
雨(一時激しい雨)のち曇り

成田市大谷津球場をスタートし、印旛沼を通って佐倉城址公園で休憩。印旛沼から佐倉の辺りでは、空は暗くなり土砂降りだった


宗吾霊堂から成田市街を通って、柴山のサテライト成田で午前2回目の休憩。
途中、成田市内でルート表示の矢印を見誤り、ルートを外れてしまった。何とか正しいルートに戻ったが、5?ほど余計に走ったようだ。
次に匝瑳市の飯塚沼農村公園で昼食。自転車の具合が悪く、メカニックに修理してもらった。
農村公園からは東庄町を通り、利根川に出て、この日4回目の桜井町公園で休憩。銚子港から犬吠埼を通り、
銚子マリーナ海岸の特設会場でフィニッシュ



銚子の特設会場では色々な催し物を行っており歓迎を受け、アンケートに答えてもらったサバハンバーグが旨かった。
宿屋は銚子漁港に近い旅館。相部屋と聞いていたが1人部屋にしてくれて助かった。
食事中は皆さんの経験談を聞き参考になった。羨ましいような自転車バカが多い


10月10日 Stage-3 93.3km 
曇り


銚子から、飯岡経由、東庄県民の森で休憩。
水の駅さわらで昼食、道の駅発酵のさと 神崎で休憩し、成田市大谷津球場でフィニッシュ

出発式風景。銚子市長や警察のあいさつはユーモアをまじえて楽しかった

スタートを待つ第1グループ

 走力がないのに(スピードが遅い、坂に弱い)、2日目からは、到着が余り遅くならないようにするために、できるだけ早いグループで出発した
 遅い者は待ち時間や休憩時間を切り詰めるしかない。
それでも隊列から遅れて、すぐに単独走行となり、さらに後続のグループに抜かれていくが、余り遅くならずにフィニッシュできた。
 東庄県民の森のエイドは山の中腹にあり急坂で疲れる。そのせいか冷たいイチゴアイスミルクは美味だった。
 水の郷さわらは利根川の土手を走って行く馴染みの場所である。昼食は上手いがボリュームたっぷりで食べきれなかった。
 昨日の大雨でオイルが流れてしまい、チェーンがきしむので、メカニックにオイルをさしてもらった。

 最後のエイドの「発酵のさと神崎」から、フィニッシュの成田までは残りわずか。しかしアップダウンが多い。
 途中抜きつ抜かれつした人とフィニッシュで追いつき、最後は仲良く一緒にゴールした


フィニッシュ後、ステージに上がり記念撮影

 充実した3日間であった。なお、大雨に2日間も見舞われたが、ディスクブレーキのバイクは雨天走行で効果を発揮し、キャリパーブレーキの人から羨ましがられた。
 今後の課題は、走力の向上。隊列走行は平地で一般に25〜30kmで走る。短かい距離ならついていけても持続できない。
 隊列走行ができないと話にならない。
次に坂に弱い。普段、利根川の土手走行がメインで、坂の経験が少ない。また、年で筋力がかなり低下しているようだ。 坂の下りの加速度の恐怖感にも弱く、40?位になる前にすぐにブレーキをかけてしまう。
 従って、上りでドンドン抜かれ、下りで大きな差をつけられることになる。坂の上り下りの実践が必要だろう