P−1707 鳥海山周遊ツアー

  開催日 2017年 5月 3日〜5日
リーダー 他会メンバー
報告者 平野裕也
参加者数 11名(会員1名、他会員10名)

今年の連休は東京スキー山岳会(報告者が所属)企画の鳥海山周遊ツアーに参加した。
鳥海山を反時計回りに回り、3コースから山頂を往復するちょっと贅沢なツアーだ。なんと3日間快晴と言う僥倖に恵まれ東北の春スキーを満喫した。
5月2日夜の木境展望所での仮眠に始まり、最終日5日は吹浦駅前丸登旅館で締めくくった

初日:5月3日

2日深夜に祓川Pの少し下の木境展望所にテントを張り仮眠、3日目覚めると鳥海山が眼前に。
祓川Pはほぼ満車でやっとのことで駐車できた。山頂往復5時間ほどのツアー。
下山後は鳥海ブルーライン経由、今晩の宿大平山荘に向かった。沿面距離9.5km、累計高度上り下り各約1000m

田植の準備が進む 鳥海山麓

祓川Pは満杯の賑わい 山頂に向けて登る

滑降開始 まだまだ下る


祓川コースを滑る

祓川コース軌跡

二日目:5月4日

 大平山荘から鳥海ブルーラインを進み、鉾立山荘に駐車後すぐにシール登高を開始した。
 御浜小屋の上でアイゼンに履き替え千蛇谷に向かって急な斜面をトラバース、あとはひたすら新山に向かって登る。
 山頂でハイタッチして日本海に向かって滑降開始、およそ3時間で鉾立山荘に戻った。最後は鉾立山荘近くまでかなり強引に滑走。
 沿面距離18km、累計高度上り下り各1900m、約9時間のツアー。下山後、今晩の宿、遊佐のしらい自然館に移動

今日も快晴!出発です 日本海を背にひたすら登る

ひたすら登る 千蛇谷への分岐道標

千蛇谷に向けて急斜面をトラバース 山頂の大物忌神社に到着

新山に立つ 千蛇谷に向かって滑降開始

広大な千蛇谷をひたすら滑降 最後はこんな感じ


千蛇谷を滑る

千蛇谷軌跡

三日目:5月5日

 今日予定の宮様湯の台コースは山頂を狙わずに時間制限で下山することに決め、居心地の良いしらい自然館をあとに湯の台温泉に向かう。
 雪解けの終点にたくさん駐車していたのでここからスキーで歩き出す。宮様コースを登り滝の小屋上の大斜面を登りきったところで今日の行動を中止し、一気に滑り下り、鳥海山周遊ツアーを終了、春爛漫の山麓を走って今日の宿、吹浦駅前の丸登旅館に向かった。

林道の雪解け終点P そろそろ天気に変化が

鳥海山頂に傘雲が現れた 滝の小屋に到着

滝の小屋に向かって滑降開始 駐車場所が近づいてきた


湯の台 宮様コースを滑る

湯の台宮様コース軌跡