|
念願の餓鬼岳 |
開催日 | 2020年7月22日〜23日 | |
報告者 | 伊藤謙二 | |
参加者 | 2名(会員2名/米倉久邦氏同行) | |
報告日 | 2020/08/18 |
主脈より少し外れた個性的な山が好きである。例えば中央アルプスの三ノ沢岳や北アルプスの霞沢岳などだ。裏銀コースの山々を歩いているといつも気になるのが唐沢岳と餓鬼のコブだが、いつかはそこから高瀬川を隔てて裏銀の山々を眺めたいと思っていた。何度も計画したが天候等の事情で実現できずじまいだったが漸く念願が叶った。 |
行程 |
かって米倉さんと平野さんが餓鬼岳〜徳本峠経由、新島々迄テント縦走した際、餓鬼岳下で遭難事故に遭遇し第一発見者としてヘリ救助等の対応をされたとの話を聞いたことがある。 7月22日、白沢登山口から滑落に注意しながら白沢に沿って梯子や足元が壊れそうな木橋を渡り針金につかまってへつりを繰り返す。紅葉の滝、魚留の滝を経由し最後の百曲りの急登に耐え頂上直下の餓鬼岳小屋に到着したらなんと80名収容可能な広間は我々二人だけの貸し切り状態だった。雨は降らなかったがガスで全く眺望が効かずかろうじて頂上から唐沢岳と餓鬼のコブが見えた。 7月23日、天気良ければ餓鬼のコブ、唐沢岳をピストンしてから下山する予定だったが、前日の長時間の登りで筋肉痛もあり最大の言い訳に雨が降っていたので早々と下山開始。今度もし餓鬼岳に再度挑戦する機会があれば餓鬼小屋に2泊しないと後期高齢者には餓鬼のコブ、唐沢岳のピストンは無理だと諦めている。 |
(1) 2時間かけて漸く魚留の滝に到着 | (2) 3時間かかって最後の水場に到着 |
(3) 6時間近くかかって眺望のない大凪山に到着 | (4) 待ちに待ったこの看板 |
(5) 餓鬼小屋の歓迎 | (6) 80人収容の大広間にたった2人だけの寝床 |
(7) 餓鬼岳頂上から小屋と信濃富士(有明山) | (9) 餓鬼のコブと唐沢岳 |
(8) 餓鬼岳頂上 |
(10) 山座同定図 |
ルート図 |
ルート図 |
登行図 |
国土地理院WEB |