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裏妙義・丁須の頭(1,057m) |
開催日 | 2020年11月18日 | |
報告者 | 伊藤謙二 | |
参加者 | 3名(会員2名,非会員1名) | |
報告日 | 2020/11/20 |
今シーズンの山スキーは、雪も多そうで昨年の様に寡雪に悩まされなくて済みそうだ。コロナ禍による運動不足の解消とトレーニングを兼ねて裏妙義の丁須の頭に出かけた。米倉久邦氏と初めて会って表妙義縦走を一緒にやって以来の妙義山域だ。あれからもう10年近くたっている。正にTime flies. |
2020年11月18日(水曜日) |
上信越道を松井田妙義ICで降り五料から中木ダムの妙義湖を目指して走ると、ちらっと丁須の頭が見える。奇妙な金槌の様な形が目立つがとても高く感ずる。妙義湖の南西端にある旧国民宿舎裏妙義の正面に車を止めると玄関の窓ガラスに3月30日に閉館したとの張り紙があった。 今回は籠沢コースで丁須の頭だけのピストンと決めていた。日没の早さと年齢のことを考えればそれで十分。登山道の看板に「体力・技術に自信のない人は引き返せ」とある。暫くは杉の人工林の中の緩やかな登山道を登るが木戸を過ぎると鎖が出始めた。いよいよ妙義山らしい風景となり巨石の間をすり抜け長い鎖場を何度も過ぎると漸く籠沢のコルに出る。 御岳コースと合流しちょっと下って回り込んでから岩稜を鎖で登ると丁須の頭の肩に到着。更に上のてっぺん迄は短い鎖だがバランス感覚悪化・腕力の減退を考えて首から上への挑戦は止める。小春日和の中で昼食をとりながら表妙義の全貌を眺める。浅間山の噴煙はまっすぐに上にのびる無風の日だ。360度の眺望を楽しんでからゆっくり下山した良き日であった。 |
01 旧国民宿舎裏妙義前に到着 | 02 当館は3月31日に閉館された |
03 登山口の看板「体力・技術に自身のない人は 引き返して下さい」とある |
04 緩やかな杉の人工林の中を登る |
05 沢の大岩を登る。 「足の長い米倉さんなら鎖もいらない」 |
06 次々と現れる鎖場 |
07 空が見えてくると籠沢のコルも近い | 08 鎖で岩稜を登れば丁須の頭の肩に出る |
09 丁須の頭 | b もう少しで「丁須の頭」の肩へ |
a もう少しで「丁須の頭」の肩へ | 10 丁須の頭に上る米倉さん |
11 仲良く二人で「丁須の頭」の首部分で一休み |
12 妙義山らしい岩壁の間を下る | 14 暮れなずむ裏妙義 |
13 ウリカエデの紅葉・黄葉も始まっている |
15 裏妙義登山コースの看板 | 16 裏妙義登山コースの看板 |
ルート図 |
国土地理院WEB |