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2020年12月 初滑り講習会

  開催日 2020年12月25日-27日
報告者 若尾 昇
参加者 7名(会員6名,指導員1名)
報告日 2020/12/29

 燕ハイランドロッジを拠点に周辺で初滑りを兼ねた埋没体験、ビーコン探査練習、ターンの基礎練習、キックターン登行等の練習を実施しました。普段することの無い埋没体験、ビーコン探査は良い経験に成ったのでは!?と思っております。また、帯同した講師によるターンの基本練習/横滑りなどは、しっかりと自分の物として頂ければと思います。

YouTube(14.5分)

参加者の感想

 2回目の埋没体験だったが、埋まったらすぐに真っ暗な無音の世界になることを再認識。ビーコンによる探査は、もっと深く埋めて生命の保持の為には如何に迅速な掘り起し作業が必要かも体感したい。
 クラブ山行の際にも時間取れれば是非かかる講習をやりたいものだ。山でもゲレンデでも横滑りが肝心、斜面と喧嘩しないで且つ落ちる感覚で滑ることが必要なことを感じた。(けんじ)

 講習は久しぶりだったせいか、仲間の動きや講師の口にする指導の意味が分からずマゴマゴすることが多かった。帰宅して心の中で情景を反芻し、ああ、そういうことね、と合点しても後の祭り。
 我流が身についているせいかトシのせいか、基礎講習では「なぜ」そういう動きをせねばならぬのか、理由が理解できなければ体がついていかない。これはやはり課題かな。(てつひこ)

 埋没体験ではわずか10センチ程度の雪の下でも外との音信は不能、光も薄れ身体も動かせない状況を体験しました。顔の周りの空間を確保すること、埋没前に外部に存在を示す手などを出すように意識することの大事さを学びました。ビーコン探査練習ではビーコン表示の数値を距離ではなく電波強度と錯覚する場面がありました。不慣れでした。
 シールハイクでは事前の設定不備で苦戦しました。事前確認の徹底を認識しました。キックターンではターン場所の安全、平坦の確保が不十分でした。スキー講習では横滑り、加重、身体の向き、姿勢の基本が出来てないことを痛感しました。これからの重点課題として練習します。(あつし)

 今年こそは、なんとか、深雪をもう少しスムースに滑れるようになりたいという思いで、初滑り講習に参加させていただいた。今回の中では最高齢の関コーチが、私たちのような高齢者がオフピステでも役立つような滑りを伝授して下さった。基本は、雪面とけんかしないように、ずらし、横滑り、ターンでは次の外足にすばやく荷重し、ピポットターン。
 練習の後半では若尾リーダーから、以前よりはお尻が後ろに落ちなくなったと言われ、少しほっとした。翌日のシール登りの練習も兼ねた、藤巻尾根ではお天気がよくて気持ちはよかったけれども、雪が重いこともあり、やっぱり、思ったようにはうまくいかず、がっくりの結果となった。(さよこ)

 丸一年離れていたスキーの感覚を取り戻そうと、今回参加しました。今年は雪も豊富で恵まれたスタートを切ることが出来ました。ビーコンの練習と埋没体験は、とても良い企画だったと思います。私は一度雪崩に埋もれた事が有るのですが、その時は顔は埋もれなかったので頭部も埋没というのは貴重な体験で、早い救助が大事な事を実感しました。
 関さんによる二日目のゲレンデ講習は、基本を忘れがちな私達には良い勉強になりました。ただスキー板が太くなってしまい、なかなかウェストのシェイプされたゲレンデ用の板の様には細かい動作はむづかしい様にも感じました。
 三日目は楽しみにしていた山スキーですが、山頂に行けずにちょっと残念でした。ただ天気も良く、登りやすく滑りもなかなかいい雪でだったのでちょっと心を残しながらの下山でした。帰りは皆さんで道の駅トマトで美味しい蕎麦とGOTOで頂いた地域共通券で、普段以上のお買い物も楽しめて楽しい山行を終えることが出来て良かったです。皆様有難うございました。(みきこ)