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海谷渓谷ハイキング |
開催日 | 2021年11月13日(土) | |
参加者 | 4名(会員1名、会員外3名) | |
報告者 | 平野裕也 | |
報告日 | 2021/11/22 |
海谷渓谷はフォッサマグナの西端に位置し、糸魚川市の海川に沿って深いV字谷を形成している。海底火山の噴出物が隆起してできた山体を、海川が長い時間をかけて浸食、両岸に300mにも及ぶ安山岩の大岩壁を作った。キャンプ場の展望台から見る仙丈ケ岳の褶曲する岸壁の日本離れした景観にまずはびっくり。海谷高地までのハイキング往復を楽しんだ。 |
行動 |
9:00 三峡パークキャンプ場に駐車しスタート。しばらく海川左岸の登山道を行く。途中何カ所かに架けられていた梯子は登山シーズンが終わったことから撤去されており、注意しながら歩く。小一時間で海川の渡渉点に着く。巨石がごろごろしており、その間を縫って水流の少ないところから右岸に移る。1か月ほど前に行った仲間は、増水しており渡れなかったとのことで心配したが問題なくパス。ユキツバキの目立つ道を進むと電気化学工業の取水堰が見えた。放流や豪雨で増水することがあるようだ。そこを過ぎると広々とした河原に出た。地滑りでできた湖に土砂が堆積してできた氾濫原で、上高地に対して海谷高地と言われているようだ。昼食を済ませた後、13:00頃三峡パークに戻った。正面に見える白馬方面はもう雪を被っている。紅葉と圧倒的な岸壁を楽しむ晩秋ハイキングだった。 |
(01) 三峡パークキャンプ場 | (02) 褶曲岸壁 |
(03) 大オーバーハング | (04) 渡渉点付近 | (05) 増水時の注意書き |
(06) ユキツバキの群落 | (07) 豪雪に耐えるブナ |
(08) 電気化学工業の取水堰が見えた | (09) 海谷高地 |
(10) 白馬は冬景色 |
トラック図 国土地理院地図 |
登行図 |