P-2224 | 錦秋の丹沢縦走 ヤビツ峠〜丹沢山〜檜洞丸 |
開催日 | 2022年10月26日(水)〜27日(木) | |
参加者 | 4名(会員1名,会員外3名) | |
報告者 | 平野裕也 | |
報告日 | 2022/10/29 |
天気に恵まれた丹沢縦走。冠雪した富士山を眺め、光る相模湾を眺め、色づくカエデやブナを眺めての豪華な2日間の山旅を堪能しました。下山後、旅割を使って中川温泉に一泊。信玄の隠し湯との謂れのある秘湯でお肌もすべすべのリフレッシュ。しかし翌日の筋肉痛には参りました。 |
10月26日(水)晴 |
小田急線秦野駅からヤビツ峠に登るバスは平日にもかかわらずほぼ満員。蓑毛から林道に入り標高が上がるにつれて光る相模湾やすっかり冠雪した富士山に見とれるうちヤビツ峠に到着した。9時すぎに出発。富士見山荘から表尾根に入り、十分整備の行き届いた桟道を二の塔、三の塔と標高を上げ塔ノ岳には午後2時着。広い山頂は360度の展望がほしいままだ。一服後、北に延びる尾根を今日の目的地である丹沢山に向かう。この辺りからは日陰に雪も見え始める。丹沢山みやま山荘に3時半到着。60年ぶり、昔の小屋建設時、煙突を上げるアルバイトをして以来だ。こじんまりした小屋だが良く整備されて心地よい。同宿した中年外国人ばかり10名ほどのグループと意気投合、酔いに任せて大騒ぎの一夜を過ごす。 |
(1) 冠雪した富士山 | (2) 光る相模湾 |
(3) 塔ノ岳山頂 | (4) 初冠雪の丹沢山頂 |
(5) 外国人グループと懇親会 |
10月27日(木)晴 |
6時半に出発。紅葉した木々の間から端正な富士山を愛でながら蛭が岳には2時間ほどで到着した。昨日の外人グループはここから引き返すとのことでさよならをする。丹沢主稜はこれからミカゲ沢の頭までクサリ場が連続する標高差200mほどの下りに入る。昔はこの辺りも何の危険も感じずに歩いていたはずだが今は結構緊張する。慎重に下り、臼ケ岳を越えるとようやく一安心で檜洞丸までの200mの登りをゆっくりペースで登り、昼過ぎにブナに囲まれた静かな檜洞丸に到着する。あとは西丹沢ビジターセンターまで2時間半ほどの下りとなるが、標高差1000mは中々の難路だった。3時過ぎにようやくビジターセンター着、バスで中川温泉に向かう。魚山亭に投宿、アルカリ泉の風呂と酒、料理を楽しむ。 |
(6) 蛭が岳と紅葉 |
(7) 檜洞丸山頂 |
トラック図 国土地理院地図 |
登行図(累計高度(+) 2,503m (-) 2,724m) |