開催日:2025年2月23日(日)~2月26日(水)
参加者:3名/柏木,笹生,半田
報告者:笹生博夫
報告日:2025/03/03
笹生との山談義から柏木さんが山行計画を作り、半田さんの参加を得て実施 。3泊4日で安全な鉄道を利用する山行でした。

日程
2/23 午後ホテル着
2/24 終日森吉山阿仁スキー場で滑走
2/25 終日ガイドツアー
2/26 午前にホテル出発 帰途
宿泊先 ホテルフッシュ 0186-82-3155
〒018-4624 秋田県北秋田市阿仁鍵ノ滝鍵の滝206-12
宿では本館から150m程離れた別館に部屋をもらったが三人で3部屋、一人一部屋で他の客もいないので独占状態で快適だった。ただ食事のとき本館まで車で移動せざるをえず少し面倒ではあった。 スキー場は宿から約1km車で送迎
2/23 角館は雪 8時37分発秋田新幹線こまち9号で角館まで
角館から秋田内陸縦貫鉄道に乗り換え阿仁合駅までの予定が大雪で不通、 宿の送迎車に角館まで来てもらって宿舎入り。午後の滑走はなし
2/24 天候は晴れたり曇ったり、山頂付近はガス 風5-8m
森吉山阿仁スキー場でゴンドラ頂上駅から一本滑り スキー場の概念を掴んだあと頂上駅から森吉山山頂までシールで登った。 思いの外スノーシューの登山者が多く 竹竿が15-20m間隔に有り、それにそってしっかりしたトレースが出来あがっていた。 10:20分に登り開始、途中軽いアップダウンも有ったが、11:30に難なく頂上到達。それでも標高差は300mあった。頂上はスノーシューの登山者で一杯、山スキーヤーは少数派。風が強くまたガスも出ていたので眺望を楽しむ余裕はなかった。視界があまりないので樹氷原への滑降はあきらめスノーシューの登山者を避けながら下った。途中の軽い登り返しが結構きつく、楽しい滑降ではなかった。午後はゲレンデで楽しむ。




2/25 終日ガイドツアー
9:00にガイドの福士功治氏(日本山岳ガイド協会認定 登山ガイドⅡスキーガイドⅠ)と合流。打ち合わせをしたあとゴンドラに乗った。
9:50分頂上駅から踏まれたコースを経ずに樹氷の間を縫ってトレースを作り避難小屋まででた。福士ガイドによると、例年より雪が多すぎて樹氷がかなり埋まっているとのこと。避難小屋から、山頂へ向かうトレースを離れ南南西に緩やかに下り、松倉沢源頭のドロップポイントを探る。視界が良くないのでここまでシールのまま行動。やや高度が下がり視界も出て谷がよく見えたところで滑降モードに切り替えて滑降開始。ノートラックの新雪のブナ林滑降を堪能できた。
谷底に入り標高950mあたりで他のトレースを発見。さらに下ると福士ガイドが爪痕が生々しい熊棚を見つける。880m辺りで赤テープを発見、同時に緩やかに登るトレースを見つけたのでそれを15分ほど登ってゲレンデに出た。このトレースは標高差50m程を緩やかに登るもので歩きやすくこの谷をよく知っているスキーヤーが付けたものと思われる。 谷をさらに下ってもよいがゲレンデへの登り返しが難しい急斜面か長い林道歩きを強いられるのでこのトレースがもっとも合理的な帰路と思う。
行動時間 3時間9分 滑降標高差420m 地図参照
福士ガイドはコース取りが的確なだけでなく温和で信頼できるガイドさんでした。





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2/26 午前8時30分に送迎車でホテルを出発
阿仁合駅から縦貫鉄道で角館にでて秋田新幹線に乗り継ぎ午後2時に東京着。森吉山には初めて登ったが、独特の魅力を持つ面白い山域といえる。八甲田のように滑降のバラエティはそれほど無いが、それでもいくつか面白いコース取りが出来そうなので、来シーズンもチャレンジしてみたい。東京から距離があるだけに、また天候の不安定さもあるので最低三泊の余裕を持った計画がよい。アクセスは新幹線+内陸線 あるいは 大館空港まで空路+レンタカーだがどちらでも金額的に大きくは変わらない。新幹線と超ローカル線秋田内陸縦貫鉄道の合わせ技も楽しい。車で行くなら 森吉の前後で夏油高原や他の東北のフィールドをあせてた5-7日のツアーにして楽しむのもありえるかも。


鉄道の旅と山スキーは宅急便があると行き帰りらくらく。
また いきたいなー 柏木
長年憧れていた森吉山を楽しむことができました.パウダースノーも最高でした.
柏木さん 夢を実現してくださってありがとうございます。