クラブ山行報告 神楽中尾根と東谷山

実施日 2026年2月6日(金)~8日(日)
参加者 L:柏木 SL:半田 笹生・太田・出江 計5名
報告者 柏木充
報告日 2026年2月10日

 今年の本クラブ山行は皆勤賞の木村さんが参加できず、さみしさを感じる中、最大級の寒気が列島を包みこみ関東でも降雪があるなど開催を危惧しましたが、参加者は大寒波なんのそのパウダーを滑りたい一心で山に入りました。

パフパフ

2月6日(金) 天気 小雪

 私の車でと半田さん15:00に定宿ロッジサンモリッツに到着し早速温泉で冷えた体を温める。無色透明でかけ流しアルカリ泉の温泉は肌に柔らかくいつ来ても癒される。
 北西風が強く田代スキー場は閉鎖されている。部屋で雪を見ながらビールを飲んでいると太田さん続いて笹生さんと出江さんと全員が集まり温泉を楽しみながら明日の田代スキー場の営業と神楽中尾根の安全を願った。

2月7日(土) 天気 小雪  気温-2度  微風

 起床6:00。風は弱く昨夜から小雪が舞っている。おそらく中尾根のコンディションは良いだろう。まずはひと風呂浴びてから朝食をとり、8:30宿前に集合して徒歩で田代ロープウエーに向う。営業中の田代スキー場のリフトを乗り継ぎ神楽スキー場へ向かう。10:30に神楽第五ロマンスリフトのゲレンデトップに到着する。ことあろうか笹生さんのストックがリフト待ちの最中に折れてしまったため一人ゲレンデに残ることになる残念。ここでシール装着しビーコンチェックを行いバックカントリーに入る。新雪は30cmほど沈みその下に固い雪を感じる。

登坂中に中尾根を望む
針葉樹林帯で

 先行者のトレースをいただきながら右上のほうへ登り、小尾根を越えて難なく中尾根の頭に到着し小休止。ここでシールをはずし滑走準備に入る。私から靴をスキーモードに変更したかどうか皆に確認を入れる。モード変更は忘れがちにで、変更しないと思い通りにならないスキーがさらに言うことを聞かなくなる。

 12:00全員準備完了後に滑走開始、尾根の上は30cm程度粉雪が沈み滑りやすい。視界は良好で右側の雪庇が良く見える。できるだけ尾根中央のトレースのない部分を進み、やがて大木がまばらな北斜面側に入ると腰までのパウダーが巻き上がる。歓声を上げながら右へ左へとターンを繰り返し滑りおりると、あっという間に13:00和田小屋に到着してしまった。楽しい時間は短く感じるものだと実感する。ここから田代スキー場を経由して宿へ帰還する。

2月8日(日) 天気 小雪  気温-4度  微風

 6:00起床しひと風呂浴びてからラジオ体操で体を動かし朝食をとる。8:15車一台に同乗して貝掛温泉前駐車場に駐車し8:45北西尾根に向かう。しばらくは国道沿いを登り二居峠に続く針葉樹林帯の中にある林道につけられたトレースをたどる。やがて明るい落葉広葉樹林帯となり傾斜が急になりジグを切る。尾根の稜線に出ると一旦平たんになるがやがて急登が続く。二居峠上の送電線鉄塔や西側の山々を眺めながら登ると風が強まり雪が吹き付けるようになる。急登と寒さに耐えながら登っていくと雪で周りが見えなくなり心細くなるが、12:00すでに標高は1500mほどになっていた。ここでシールをとり滑走準備をする。雪は柔らかくスキーを脱ぐとまた下まで埋まるほどだ。ここで靴のスキーモード確認をして滑走に入った。

広葉樹林帯で
パフパフ

 ブナやカツラやミヅナラやカンバなどの大木がまばらな誰も入っていない斜面をいただく。ターンをするたびに胸まで粉雪が上がる。歓声を上げながら皆で滑り落ちていく。ところどころに過去のシュプールが新雪に隠れており足をとられる。注意しながらも楽しく降りていくと、やがて沢が狭まり林道の橋梁まで来てしまった。沢を渡りスキーをはずしてツボ足で右岸から巻き上がり13:30駐車場に戻る。
 宿へ戻る車中で、東京でも雪が降り交通止めの高速道路があるとの情報を受けた。風呂に入らずに早く帰ろう。山行解散後は各々早めに帰ることになった。

 割と行きなれている神楽中尾根と東谷山であったが、大寒波による低温と降雪により、最近の5年間にないパウダーな雪だった。中尾根は腰まで東谷山は胸まであり、タイミングが良ければ十分に楽しいことを再確認したことと、山行中や休憩中に指先が冷たくてかなわないことがあったので、今回は小さいホカロンを手袋の中指薬指小指が入る部分に入れておいたおかげで終始暖かく過ごせた。これはお勧めである。東谷山は初めての貝掛温泉駐車場からの北西尾根ルートを利用した。距離は長いが狭く危険な場所は皆無であった。今回参加していただいた皆様に感謝し、来年も多くの方々に粉雪を味わっていいただきたい。

東谷山トラック図

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