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水尾山〜七ケ巻・鍋倉山

開 催 日 2011年2月5〜6日
リーダー 平野
報 告 者 小林(義)
HP制作者 小林(義)
参加者数 17名 (会員17名)

昨年も水尾山から七ケ巻そして鍋倉山を計画したが、悪天候のため水尾山については断念せざるを得なかったので、今回再チャレンジとなった。鍋倉山は3年連続の山行である。

1日目 2月5日(土)

昨夜全員野沢温泉に宿泊、朝一番でゴンドラ、リフトを乗り継いで揃って毛無山に至る。毛無山から南西方向に150メートルほど滑降したが、最中状態の悪雪に早々シールを着けて再び毛無山山頂に戻り、混雑するゲレンデを灯篭木峠へ。

ゲレンデ滑降で写真がないのでGPSのみ。GPS上部の灯篭木峠よりシールをつけて歩き出す。緩い上りでまもなく水尾山へ。ここから七ケ巻まで標高差約800メートルを下る。立木がうるさく意外に滑りづらい。出発点の灯篭木峠、最終点の七ケ巻、いずれも由緒ありげな地名である。


小雪が降る中、滑降前に水尾山で17名全員の集合写真

ガイドブック(1977年踏査)では標高838メートル付近からは「広い尾根の下り。豪快なダウンヒルが楽しめる」とあったが、歳月の経過で杉の植林や雑木の繁茂などあり快適な滑降は期待できなかった。
七ケ巻からはチャーターバスで宿に戻り、いつもの通り、温泉とアルコールを楽しんだ。


2日目 2月6日(日)

朝から快晴。今日の山行は楽しめそうである。いつものように温井部落から歩き出す

A
温井部落への途中。豪雪で車道の両脇には雪の壁 凍り付いた雪面にはシールが良く利く。最初は段々畑を上る
段々畑を上がった先からは鍋倉山から東北に延びる稜線がひろがる 急斜面にさしかかる。先行ラッセルがあり意外と楽に登行できる
霧氷の付いたブナ林を上り、斜面が緩やかになれば 山頂がすぐ目前。先行した仲間は待ちきれず一滑りをして戻ってきた

先行グループが戻ってきて山頂で集合写真。一人、二人、三人・・・。アレッ、17名のはずが一人少ない。実は右から二人目の肩に背後霊のように一人。ザックのうえにカメラをのせて自動撮影のため。

3年目にして初めての展望。妙高・火打 野沢スキー場。春霞のような快晴で写りは今ひとつ
斜面を下って平坦地へ。報告者はどん尻を滑ベっていたので皆さんの滑降を見られませんでした。
下の動画でご覧ください。
急斜面を滑り終えて麓の山荘前でホッとする。のんびりする至福の時間。上り2:30、下り1:10。温泉に浸かり、その日の内に自宅に戻るには丁度良いコースだ
動画・鍋倉山滑降・二景 平野さん撮影
GPS軌跡。南側を上り、北側を下った。山頂からの北東軌跡は先行仲間の滑降軌跡。年の割には本当に元気な仲間達だ

今回の山行は天候にも恵まれて、温泉良し、仲間良し、山良しで楽しく過ごした3日間であった。事故無く先導頂いたリーダーの平野さんに感謝申し上げる。