C1702
大渚山・真那板山・赤禿山

開 催 日 2017年2月4日〜6日
リーダー 加藤晴久
報 告 者 安井康夫
参加者数 6名

小谷村の大渚山と姫川温泉の真那板山で山スキーを楽しみました。大渚山は晴天の下、楽しい登りとすこし重いですがすてきなバーンを滑ることができました。真那板山は曇り空の下、大網の集落からのスタートですが、標高900m付近から雪が降り始め、1000m付近ではとうとう風雪も激しくなり、山頂をあきらめて下山。滑りはじめは美味しいパウダーをごちそうになりましたが山麓に近づくにつれ重い雪に変わりました。3日目の赤禿山は、雨からみぞれ模様となり回復が期待できないので、取り付き点を確認して、姫川温泉で3日間の疲れを癒やしました。来年はルートを変えて再訪問したい山々です

2月4日 大渚山

登山口の大草連集落です。ご主人は除雪で大忙しです。
「松本から来た」と言っていたので、
冬の間は松本に住んでいるのでしょうか
準備を整えて、いざ出発です。力強く、
そして晴れた気持ちでスタートします

1時間すると大渚山(1566.4m)が目の前に現れ、
全面美味しいバーンが広がります。
先行者のトレースをいただいて登高が続きます
メンバーの足取り軽く、どんどん進みます。
カチッ、カチッとビンディングの音が、
静かな山間に響きわたります。

日当たりの向かって右側の尾根に取り付く予定でした
トレースに誘われて左の尾根に取り付きました。
雪崩など考えるとこれが正解かもしれません。
傾斜は次第に増していきます。
一歩一歩着実に足を運びます。

12時45分、稜線に出ました。山頂まであとひと息です。雲ひとつなく、山頂は我々だけのものです。

大渚山山頂です。後は雨飾山です。冷たい風が汗ばんだ体を刺します。一段下がったところで昼食。

白馬三山、鹿島槍ヶ岳、妙高山など展望は絶景です。

高度が下がるにつれ雪は重たくなりましたが、
下りはとても気持ちのよい滑降が楽しめたのでシャッターチャンスを逃しました(笑)
メンバーの顔も緩み放しです。本日のスキーに感謝、感謝です。

大草連から大渚山までのトラックです。青色の線は当初計画した登りルートです。
タイム:大草連(730m)09:08〜大渚山(1566.4m)13:00
          大渚山13:30〜大草連15:50

2月5日 真那板山

真那板山は、姫川温泉の東側にある大網集落から登ります。大網集落のバス停の広場に車を駐車し、
その先に架かる橋の横から取り付きます。静寂な山村を過ぎると次第に堰堤にぶつかりますが、
左手から登高していくと次第に真那板山へと導かれます。

大網集落から真那板山までのトラックです。残っていたトレースを利用したのでルート取りはらくでした
1000m付近で風雪が激しくなったので安全のため折り返しました。
  タイム:大網発(427m)08:58〜最終到達点(1040m)12:04
 最終到達点12:28〜大網13:34

一言:大渚山から真那板山までの縦走も楽しそうです。