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大峰奥駈道

実 施 日 2014年7月19日〜23日
リーダー 平野裕也
報 告 者 平野裕也
参加者数 2名 (会員1名、非会員1名)

大峰奥駈道は吉野から熊野まで170kmに及ぶ古い修験の道だ。
その険しさは聞き及んでいたが噂に違わずハードな山行(サンギョウ)となった

07月19日(土)

吉野〜山上ヶ岳
:10出発、9:35二蔵小屋、10:45大天井ヶ岳、
15:15龍泉寺宿坊


 昨晩泊まった吉野中千本の民宿のご主人に車で四寸岩山分岐に送っていただき4泊5日の修行が始まった。


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女人結界門。なぜか「女」が切り取られて 修行僧が行く

7月20日(日)

山上ヶ岳〜弥山
6:20発、9:00大普賢岳、11:48行者還小屋 
14:03弁天の森 15:35 弥山小屋


山上ヶ岳山頂の大峰山寺を参拝して弥山に向かう。標高1500m1800m程度のピークをいくつも越え、そのたびに激しいアップダウンを繰り返して弥山小屋に到着。


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コケが林床を覆い幽玄な世界が 弥山山頂神社

7月21日(月)

弥山〜持経宿
5:10発、5:41八経ヶ岳、10:02孔雀岳、
11:30釈迦ヶ岳、12:15深仙宿、15:00地蔵岳、
16:42涅槃岳、17:55持経宿


 今日は12時間くらいかかる長丁場、早朝に出発して先を急ぐ。ルート中の最高峰、百名山の八経ヶ岳(1915.1m)を通過、天然記念物のオオヤマレンゲ保護地を通る。
 ひっそりと辿る人もない稜線はブナやミズナラ、トウヒ、シラビソなどの樹林が美しい。 下草が密生する道はすぐにもかき消されそうだ。夕刻より雨となる。誰もいないので真っ裸になって雨の行水を浴びる。


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天然記念物オオヤマレンゲ 持経宿の夜

7月22日(火)

持経宿〜玉置神社
5:20発、6:14平治宿、7:19倶利伽羅岳、8:51行仙岳、11:03笠捨山、13:00地蔵岳分岐、13:50香精山、17:26玉置山、17:55玉置神社


 今日も12時間程度の行程を覚悟で歩き出す。南奥駈道に入り道はますます心細い。 ヒメシャラが目立つようになり、暗い樹林の中に一際明るいオレンジ色の樹皮と散り敷いた白花のじゅうたんが美しい。行仙岳を過ぎると眼前に笠捨山が立ちはだかる。
 夕刻近く、玉置山山頂経由で玉置神社に到着した。参籠はここも
2人だけだった。期待していた風呂は落雷で使用不能、それでも2人の神官が湯を沸かしてくれたので行水を使う事が出来た。心遣いに感謝。


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世界遺産の玉置神社 心づくしの精進料理

7月23日(水)

玉置神社〜熊野本宮
5:30発、7:17大森山、8:36五大尊岳、10:22大黒天神岳、
12:21
吹越峠、12:52七越峯

13:33熊野川、14:00熊野本宮


 いよいよ最終日、玉置山が標高1076m、熊野本宮が150m程度なので約1000mの下降となる。しかしこの1000mはいつ果てるとも知れないアップダウンの連続で、改めて大峰奥駈道修行の厳しさを思い知らされた。熊野川をじゃぶじゃぶと渡って5日間の修行を終えた


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熊野川で禊 熊野本宮を参拝して完走