P−1705 北海道の昆布岳に山スキー登山

  開催日 2017年4月21日
報告者 野口いづみ
参加者数 2名 (会員1名 ガイド1名)

北海道に行った折に、羊蹄山を滑ろうと小樽の白石ガイドに依頼した。
しかし、天気予報は午後から雨で、羊蹄山のコンディションも悪いことから昆布岳になった。
昆布岳(1045m)は国道5号を挟んでニセコの対面に位置するアシンメトリーな独立峰で、ニセコからわかりやすい。
しかし、Web情報は少なく、本「北海道雪山ガイド」に西昆布岳(845m)は載っているが、昆布岳は載っていない。
昆布岳は北からアプローチするが、登り4時間でラッセルがあると時間切れになってしまうことが多いらしい。
それに対し、西昆布岳は南からアプローチし、上りも下りも半分の時間で済み、楽だという。
なお、「コンブ」の語源はアイヌ語で、「こぶのある山」という意味との由

北尾根をピストンするコース

道路を下っていくと正面に昆布岳 7時、登山口(148m)出発。登山口はわかりにくい

一部、雪が切れていて、笹を踏んづけて進む 北尾根は雪がしっかりついていた。
白石さんはピンクテープを付けて進む

9時を過ぎると山頂が見えてくる

左手にトラバースし、稜線に登りあげて北斜面の直下に出る 北斜面はえぐられたような崖になっていて、クラックも見えた

11:00、南面から山頂(1045m)。ニセコ一望

ナイフリッジ状の痩せ尾根の先に羊蹄山

昆布岳道標 南西に西昆布岳

南に内浦湾 南東の洞爺湖方面

正面にニセコ、右に羊蹄山を見ながら滑る。豪華。

北斜面と白石ガイドの見事な滑り いやあ、満足、満足

天候は予想に反し晴れてきた 振り返れば昆布岳が見送ってくれる

ニセコも晴れた

13:20、登山口帰着。ニセコが大きい 開拓農家風な家がある

帰路、道路からの羊蹄山 さらば、昆布岳