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赤木沢遡行


実 施 日 2017年8月18日〜20日
リーダー 平野裕也
報 告 者 平野裕也
参加者数 6名 (会員2名、非会員4名)

自然の造形美に酔う

(初日:8月18日)曇り夕方より雨

 7:00折立集合。11:30過ぎに太郎平に着き、そのまま薬師峠のテン場に向かう。 外で宴会をしながら夕食まで過ごしたが夕食準備中に雷が鳴り雨が降り出したので慌ててそれぞれのテントに避難、テント別の個食となる

太郎平小屋に到着 薬師峠テン場で宴会開始

2日目8月19日) 曇りのち晴れ


 3:30に起床。どうも天候が思わしくない。数日来の雨と昨晩からの雨で黒部奥の廊下と赤木沢の水量が気になったがともかく薬師沢小屋まで行って見ることにし5時前に出発する。
 7時過ぎに薬師沢小屋に着き、雲の平から来たTさんと合流する。気になっていた本流の水量はそれほどでもないと判断、決行を決める。はじめは左岸沿いに進む。何度か渡渉を繰り返しながら左岸にあるはずの巻道を探ったが結局分からず、赤木沢に近いゴルジュ帯手前でようやく巻道を見つける。2時間かかって赤木沢に到着する。この頃から日差しが出て来て赤木沢の渓流が光を乱反射し、何とも美しい。連続する滑滝や小滝を越えて行くと2時間ほどで正面に25m大滝が見えた。左岸のガリー状の草付を登り途中からトラバースして滝上へ降り立つ。下りで安全を期してロープを張る。滝上からしばらく進み、左岸から合流する支流の2つ目に入り、赤木岳を目指して赤木沢源頭を登り、14時に稜線に出る。
 一日100名以上も入渓すると言われる赤木沢だが、結局入渓は以外にも我パーティーのみ静かな赤木沢満喫の1日となった


黒部本流の渡渉 またまた渡渉

ようやく赤木沢合流点に到着 いよいよ赤木沢入渓

滑滝を行く またまた滑滝

大滝に到着 テン場に向かって北ノ俣岳稜線を行く

3日目8月20日)晴れ


 テントを撤収し6時前に下山の途に就く。途中で1m以上の筒を持つ10数名の一団が登って来るのに出くわす。聞けば源流イワナを釣るツアーとのこと。あんな長い竿をもって黒部に入渓するなんてとても信じられない。仕舞40cm位をザックに忍ばせて夕食分を獲る、と言うのが源流釣りの醍醐味と思うのだが。9時折立に到着、解散とする


赤木沢GPS軌跡