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花の山・櫛形山 |
開催日 | 2020年8月15日 | |
報告者 | 伊藤謙二 | |
参加者 | 2名(会員2名/米倉久邦氏同行) | |
報告日 | 2020/08/19 |
中央道を走り甲府に近づくと極めて大きな山容の南アルプス前衛の山がいつも気になっていた。 平べったい和櫛の形で花の山として知られる櫛形山(2,051.7m)だという。 コロナ禍がなかなか収まらず且つ酷暑連日の中、トレーニングを兼ね敢えて櫛形山の中尾根登山道から裸山を経由しアヤメ平から北尾根登山道を周回し坪川に下山するルートを取った。 |
行程 |
10時近く南伊奈ヶ湖近くの県民の森グリーンロッジ前の駐車場を出発、檜林で日射がなくて助かる。
1時間半程で林道をクロスし高度をどんどん上げて行くといつも見慣れているコバイケイソウのお化けのような大きなバイケイソウが沢山現れる。
夜歩いていたらこの群落は幽霊の集団の様に見えそうだ。 更に1時間半程でほこら小屋に到着。意外と新しく清潔感漂う避難小屋でトイレも隣接している。 バラボタン平経由櫛形山頂上に到着しても富士山以外の眺望はない。40分程で裸山に到着すると漸く南アルプスの北岳、間ノ岳、甲斐駒ヶ岳等の雄姿を拝むことができた。 アヤメ平から北尾根登山道を下山したが鹿害を防ぐ立派なフェンスの中は高山植物の百花繚乱の花園だった。 途中の展望台近くで櫛形山林道とクロスするがここまで車で来られる方も多そうだ。18時時近くに北尾根登山道の入り口の坪川に到着。 林道を30分近く歩いて県民の森の駐車場に到着。少々なめてかかった山だったので心理的には結構きつい山旅だった。 しかもお盆休みの帰京ラッシュの渋滞のオマケまでついて自宅に到着したのは23時半を過ぎていた。 |
1.バイケイソウの群落、夜見たら人の様で怖そうだ | 2.バイケイソウ、ユリ科 |
3.櫛形山、富士山以外の眺望なし | 4.櫛形山からの唯一の眺望・富士山 |
5.裸山頂上 | 6.裸山からの眺望 |
7.北岳と間ノ岳 | 8.裸山からの眺望(山座同定) |
9.右後方が甲斐駒ヶ岳 | 10.裸山から甲斐駒(山座同定) |
11.裸山からの富士山 | 12.アヤメ平 |
13.アヤメ平 | 14.シモツケソウ、バラ科 |
15.ソバナ、キキョウ科、ヒメシャジンと違って ガク片が披針形で鋸歯がない |
16.マルバダケブキ |
17.クマガイソウ、ゴマノハグサ科、葉が輪生 | 18.漸く北尾根登山道入り口に出る。 林道を30分歩いて県民の森の駐車場に辿り着く |
ルート図 |
ルート図 |
登行図 |
国土地理院WEB |