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白神山地ブナ林再生&自然観察会

  開催日 2020年09月19日〜20日
報告者 松澤節夫,小松原一郎
報告日 2020/10/30

 青森支部主催の上記の会に参加した。この会は、世界遺産白神山地の不成績スギ造林地を、ブナを主とする混交林に戻すこと、自然愛護、環境保全の普及啓蒙を図ること、白神山地の自然に親しむこと、等を目的にして、毎年春と秋におこなっていて、日本山岳会百周年事業であるが一般の人も参加は自由で、今回も一般市民が参加していた。

9月18日(金)
 東京からは19日の集合時間に間に合わないので、18日は集合場所に近い無人小屋に高橋毅さんと3人で泊まった。

無人小屋に前泊

9月19日(土)
 キャンプ地へ集合。林道の奥赤石ゲート(通常は鍵がかけてある)から悪路を約1時間のキャンプ地(テント場と駐車場)に12時頃着いた。

キャンプ地に集合


 作業―13時から班に分かれて下記のような作業を行った。
  • 植樹したブナの周りの下草刈り
  • 植樹したブナの生育調査、記録(樹高、破損、病気)
  • 灌木類の下かりやチシマザサ、つる植物の除去
  • スギの成長不良や枯損木の除去
  • 自生ブナが見られないギャップへのブナの移植
  • 作業道作りと登山道の補修
植樹したブナの周りの下草刈り 植樹したブナの生育調査記入

生育調査(樹高の測定) 植樹したブナのめじるし

枯損木の除伐

 夕食:宴会―5時頃から

夕食風景1 夕食風景2

夕食風景3 夕食風景4

9月20日(日)
 朝食後希望社はクマゲラの森の自然観察会へ、残りの人はテントの撤収作業等を行い、昼食後下山した。

集合写真(日本山岳会青森支部HPより)

マップ
キャンプ地付近掲示の案内板