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ヤブ山を滑る
〜赤禿山、一難場山〜

  開催日 2021年3月19日(金)-20日(土)
参加者 4名(会員1名、会員外3名)
報告者 平野裕也
報告日 2021/03/31

 新型コロナ対応の山スキーを考え、混雑しないローカルなフィールドとして姫川温泉に近い赤禿山、一難場山を選び、少人数での山スキーを計画した。期待通り、両日とも一人の登山者にも遇うことなく、ザラメ雪一歩手前の快適なブナ林滑降を楽しむことができた。

3月19日(金)薄曇り
 姫川温泉から山の坊集落の除雪終点に駐車、1158mの赤禿山を目指した。大峰峠からは尾根沿いに登り、最後の50mほどの標高差はツボ足。約3時間で山頂に到着した。海谷山地の山々や北方稜線、明星山の大岩壁、そして日本海までの展望を楽しんだ。下りは東側の疎林を一気に600m下り、最後は林道に出て大峰峠に戻った。宿泊は来馬温泉風吹荘。ここの料理は相変わらず最高!

(1) 大峰峠手前から尾根へ (2) 大岩壁を擁する明星山

(3) ヤドリギ満開のブナの木 (4) 変なブナの木

(5) 海谷山地の山々

3/19 赤禿山トラック 国土地理院地図
3/19 登行図 (累計高度820m)

3月20日(土)薄曇りのち曇り
 木地屋集落の除雪終了点からスタート。木地屋川左岸に沿って進む。途中でスノーブリッジを探して右岸にわたり、あとはひたすら見事なブナ林の中を登って4時間ほどで1518mの一難場山に到着、ここからさらに蒲原山まで行く予定だったが、折から風が出始め雲が厚くなってきたことから(それに少々疲れたこともありーこれホンネ)計画を変更し、下山することとした。下りはほぼ往路に沿って滑り、3時過ぎには温泉に浸かって楽しかった一日を反芻する。

(6) ブナ林を行く (7) ツルアジサイのドライフラワーが落ちていた!

(8) 一難場山山頂

(9) ヤマブドウのツルはどうやって木のテッペンまで登ったの?

3/20 一難場山トラック 国土地理院地図
3/20 登行図 (累計高度875m)

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