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雄大な空木岳 |
開催日 | 2021年9月23日〜24日 | |
参加者 | 2名(会員1名,他1名) | |
報告者 | 柏木 充 | |
報告日 | 2021/10/05 |
以前 木曽駒ケ岳から縦走して空木岳に登った時に、大きな花崗岩の頂上のから伊那谷に向かって紅葉のグラデーションに魅了されました。もう一度見たくなり仲間と頂上直下の駒峰ヒュッテに予約を取り1泊2日で久しぶりの自炊寝具持参の百名山に登った。 |
9月23日 晴れ |
自家用車で中央道駒ケ根インターを降りて駒ケ根スキー場そばの駐車場に8:00到着し、登山口から入る。1時間で林道終点まで登ると関係者用駐車場に2台の車がある。できればここまで車で登りたいが一般車通行止め。 |
(1)広い登山者用駐車場 | (2)熊注意の登山口 |
(3)林道終点の標識と東屋 | (4)関係者の駐車車両 |
林道終点からはなだらかなハイキング道で鳥の声を聞きながらゆったりと歩くこと50分で池山小屋そばの水場に到着し丸太のベンチで小休止。美味しい水の補給とカップラーメンで一服する。 |
(5)ハイキング道 | (7)南斜面のカニコウモリ |
ここから急登が連続していき、徐々にシラビソの針葉樹林帯に入るが、ところどころの南側に面した斜面ではヤグルマソウ・カニコウモリ・トリカブトの花が咲いている。 |
(6)冷たくうまい池山水場 | (8)南斜面のトリカブト |
大地獄・小地獄あたりには狭く急なクサリ場とハシゴが続く。足場に注意して乗り切るとヨナ沢ノ頭に到着し小休止。大変きつい登りで久しぶりの本格登山が体にこたえる。 樹林越しの北側には宝剣岳がチラリチラリと顔を見せる。 |
(9)足場の悪いクサリ場 | (10)ハシゴ場 |
13:00ようやく左避難小屋と右駒石との分岐点に到着し大休止する。歩いているときは気が付かなかったが目の前に紅葉した木々がお出迎えしてくれた。 |
(11)ヨナ沢ノ頭看板 | (12)分岐点看板と紅葉 |
13:00ようやく左避難小屋と右駒石との分岐点に到着し大休止する。歩いているときは気が付かなかったが目の前に紅葉した木々がお出迎えしてくれた。 |
(13)紅葉のダケカンバ空木平カール | (14)空木平避難小屋 無人 |
分岐より坂を下り20分ほど行くと、空木平の中央の沢から水音が聞こえ、やがて雄大な空木岳の山容を望むと空木平避難小屋が現れる。清潔なトイレもあるようで本日の宿泊する人たちが御茶飲む横を抜けて一路空木岳めがけて沢沿いにカールを登る。今日で一番きつい登りになる。ガスも出てきた。ようやく15:30中駒峰ヒュッテに到着する。視界が悪く空木岳は見えないので登頂は明朝と決めた。 |
(15)カールからの稜線に建つ看板 | (16)駒峰ヒュッテ |
(17)清潔なヒュッテ内 | (18)晴天時の姿 |
コロナ対策のため一日の宿泊予約を絞っていて予約が取りにくい。素泊まり¥4500で寝具持参の自炊で水もペットボトル500ccが¥300であるが、晴天時にベランダからの眺めは爽快。残念ながらガスのため室内での自炊となりました。明朝のご来光を期待して就寝。 |
9月24日 晴れ |
4:45起床後に水分をとるのみで薄手のダウンパーカーを羽織って空身でヒュッテを出るとすでに山々は明るみを増し、空木岳山頂付近に欠け始めた月が浮かんでいる。100m弱の山頂までをゆっくりと登りご来光を拝んだ。 |
(19)空木岳と月 | (20)東駒の上にご来光 |
(21)空木岳頂上で記念写真 | (22)朝焼けの空木 |
朝食を終えて6:30に駒石コースから下山開始する。 空木平避難小屋コースより予想通り歩きやすく視界がいい。 |
(23)稜線からカール・伊那谷を望む |
(24)駒石コースから空木岳 | (25)駒石コースから空木岳 |
昨日の登りで少し筋肉痛があるが、下りは快調に分岐点まで到着し、それ以降は往路と同じコースで11:30駐車場に到着した。久しぶりの3000m級登山で足も腰もへたばり駒ケ根の早太郎温泉こまくさの湯¥700で汗をながし、マッサージして帰路に就いた。 |
トラック図 国土地理院地図 |
登行図(上り)累計高度(+) 1,941m, (下り)累計高度(-) 1,899m |
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