P-2202
神楽ヶ峰中尾根を滑る

  開催日 2022年03月04日(金)
参加者 4名(会員2名,非会員2名)
報告者 高井延幸
報告日 2022/03/07

 平均年齢80歳の4人のシニアが無風快晴の好天に恵まれ、前日の降雪による新雪は少々重かったが、神楽ヶ峰中尾根のスキー滑降を楽しんだ。

行程
 第5ロマンスリフト終点(中の芝)〜中尾根の頭〜中尾根〜神楽ゴンドラ
 3月3日は終日雪が降り、おまけに神楽スキー場で従業員にコロナ感染があったとかで、神楽はゴンドラもリフトも動かず、三俣ゲレンデでスキーをした。4日は打って変わって無風快晴の好天になり、4人で中尾根を目指した。第5ロマンスリフトを降りると中の芝(1790m)で、看視員がいて登山届けをチェックしている。自動検査器でビーコンのチェックを受け、仕切りの扉を通り11:05シールで登り始める。トレイルがついているし、緩やかな登りなので、ゆっくりだが順調に登る。ニセ神楽の少し手前で中尾根の頭にトラバースする。雪崩の危険はほとんど無いと思われたが、念のため30m間隔をとる。
 65分かけて12:10中尾根の頭 (1984m)に到達 。周囲を見渡すと、西南に神楽ヶ峰と苗場山、東には谷川連峰、東北には遠く燧ケ岳、八海山までよく見えた。樹氷が美しい。12:40 スキー滑降開始。前夜の雪で新雪の斜面は相当残っているが、雪は少々重い。斜面に向かって右側の稜線上は雪庇が出ているので、左側により樹林帯を滑る。途中時々休みながら下り、尾根の末端付近で雪に埋まった沢を渡りゲレンデに出て、14:25に神楽ゴンドラ頂上駅(1380m)に着く。実質滑降時間は65分程度だった。ASCでは毎年のようにクラブ山行を行っているコースだが、平均年齢80歳のシニアが個人山行として、自分達なりのペースで登って滑るのもまた楽しいひと時だった。

(01) ニセ神楽目指して (02) 谷川連峰を背に

(03) 苗場山を背に (04) 中尾根の頭へトラバース

(05) 中尾根の頭で

(06) 苗場山を望む

(07) 中尾根滑降開始

(08) 中尾根雪面滑降

(09) 中尾根樹林帯を滑る (10) 神楽ゴンドラ頂上駅到着

トラック図
国土地理院地図