- 9:10 : 誉田、木村、粕谷の3名が蔵王ロープウエイで合流。山頂まで1500円。快晴、無風。
- 9:30 : ロープウエイ乗車。マスク着用義務化。会話禁止だが心が弾む。
- 9:50 : 山頂駅着 シール装着。快晴だが月山、朝日などの遠くの山々が薄茶色に濁って見える。黄砂の影響だろうか。地蔵岳山頂を避け、その東斜面をトラバース気味に登る。2,3日前の新雪が積もっているが、先行者のトレースに助けられる。右上に発達した雪庇があり、一部が崩壊して雪崩を起こしている。昨日の雪崩らしい。鞍部のワサ小屋跡まではシールを付けたまま40mほど滑り降りる。稜線の雪は締まってほとんど沈まない。
- 10:10 : ワサ小屋跡1700mで小休止。双耳峰の雁戸山が手に取るように近くに見える。
- 11:08 : 熊野岳山頂着。1841m。神社はエビの尻尾が分厚く張り付いて白く巨大な塊りになっている。出会った女性の登山者が「これは一体何ですか」と首を傾げる。斎藤茂吉の歌碑も大きな雪の塊。交互に写真を撮る。
- 11:40 : 馬の背に向けて滑降開始。山頂近くは凹凸のない快適な斜面だが、馬の背はシュカブラが発達して滑りにくいが、柔らかいのでスキーで突っ込むと簡単に崩れる。仙人沢の支流である右又沢の右岸を滑る。このあたりの地形や雪質に詳しい木村のリードに助けられる。エコーラインと交差するあたりから傾斜が緩くなる。
- 12:10 : 御田の神避難小屋着。1545m。外に取り付けられた梯子を使って2回の窓から入る。昼食。コーヒー。
- 13:05 : 避難小屋発。下ってきた雪上車と出会う。それをやり過ごして踏み跡を滑る。ライザスキー場リフトは1本だけ運行。
- 13:20 : ライザスキー場レストハウス。雪が多いので猿倉スキー場まで滑ってゆこうと木村が提案。ペンション村、グラウンドを横切りカラ松林を過ぎ、急斜面の樹林帯を抜けるとエコーラインに出会う。そのガードレールを跨ぐとまもなく猿倉スキー場(営業終了)。
- 14:10 : 猿倉スキー場駐車場。690m。
- 14:32 : 少し遅れて木村、誉田が到着。
|