P-2216
乗鞍の大黒岳
〜お手頃なピーク〜

  開催日 2022年5月5日(木・祝)
参加者 会員2名(野口,若木)
報告者 野口いづみ
報告日 2022/05/08

 登り標高430mで、素晴らしい展望、快適な大斜面の滑降。大黒岳はお手頃感満載だった。位ヶ原山荘がオープンしてから、乗鞍のピークを渡り歩くのも楽しめそうだ。

行程 天候快晴
 8:45、三本滝初の始発バスで位ヶ原山荘に向かう。30分弱で位ヶ原山荘着。3台のバスの客で山荘前は混雑していた。ほとんどがスキーとボード登山者だ。若木さんは宿泊するので、便乗して少し荷物を山荘にデポさせていただく。
 9:35、位ヶ原山荘発(2350m)。左へバス道路を進んで、橋のところから雪の登山道に入る。青空が目いっぱいに広がり、白い雪とのコントラストが鮮やか。広々とした谷が乗鞍の稜線まで続いている。多くの登山者は剣ケ峰方向へと左へ進む。
 大黒岳を目指したのは私たちだけだった。広い谷は鳥海山の氷の薬師の感じが似ていたが、さすがにGWで風がなく、体が楽だ。途中、一休み入れる。
 11:00、稜線のバス道路に着いた。左は富士見岳。単独の女性が富士見岳に行くとのことで、ザックにスキーを括り付けていた。我らはスキーをデポして、右手、大黒岳へ尾根道を登る。ところどころで地面が出ていた。

(1) いざ出発 (2) 鳥海山の氷の薬師に似ている

(4) 富士見岳(左手) (3) 大黒岳(右手)

 11:25、大黒岳山頂(2772m)。山頂エリアの北端にあるピークで、北アルプスの展望がすばらしかった。2018年に遡行した双六谷と、続いて歩いた西鎌尾根、槍ヶ岳が正面だった。剣ケ峰もまじかに見えた。

(5) 大黒岳山頂 (6) 南に剣が峰を望む

(7) 山頂から西に恵比寿岳と鶴ヶ池を望む

(panorama) 山頂から北アルプスを望む

 12:00、下山開始し、スキー板デポ地でスキーを履いた。若木さんはストックの輪がなくなっていたので探しながら降りるといったが、途中で休んでいるパーティーに尋ねたら彼らが拾ってくれていた。適当な斜度の斜面を楽しんで滑降。
 12:45、あっという間に山荘についてしまった。若木さんは早速ビールを飲んでいて、おかわりに大黒山に行く気配はみじんもなかった。私は13時半のバスで帰路についた。

(8) 大斜面滑降

(9) 大斜面滑降

(10) 大斜面にて

GPSログ