P-2220 月山板納め
〜清川行人小屋は別天地でした〜

  開催日 2022年05月21日〜22日
参加者 7名(会員2名,会員外5名)
報告者 平野裕也
報告日 2022/05/25

 今シーズン最後のスキーは月山。山頂まで雪がつながっておらず、夏道を登る。山頂から千本桜付近まで滑り、登り返して清川行人小屋へ。今年は先行者の9名グループと同宿だったがいつ来ても別天地のような小屋はカタクリ、ミヤマザクラなど春の花々に加えギョウジャニンニクもあり醤油漬けで酒のつまみに。かなり大きなクレバスがあちこちにあり、縦溝も深く滑りは今一つだったが楽しいシーズン納めとなった。

5月21日(土) 曇り
 前日はASCとゆかりが深い清水屋さん泊。朝6時半に出発してかなり満杯の駐車場に車を置きリフトでスタート。今シーズンは多雪だったが気温が高く雪解けの進みが早いうえ、地震の影響もあってかあちこちにかなり深いクレバスが見られる。
 例年山頂まで板を履いたまま登れたが今年は山頂手前100mほど夏道を登ることに。山頂から清川行人小屋迄は小1時間なのであまり早く着くと宴会が長引くのを避けるため千本桜付近まで空身で滑って登り返すなどして時間を潰し、3時頃には清川行人小屋へ。外に数名の板がおいてあり、先行グループがあることが分かる。スペースを分け合い陣取った後、宴会、夕食と、まったり心地よい時間が流れる。

(1) 山頂に向けて

(2) 山頂直前 (3) 肘折に続く念仏ケ原が見える

(4) 大きなクレバス (5) おっと危ない

(6) 清川行人小屋に向けて滑走開始

(7) カタクリとミヤマザクラと小屋 (8) 宴会は続く

5月22日(日) 曇り時々 雨
 目覚めればガス。6時過ぎに雨支度をして出発し、9時半頃に山頂に着く。天気が悪いので昨日ほどの人混みではない。山頂から雪が付いた斜面までごろごろ石の夏道を慎重に下る。板を付けてからは延々斜滑降と縦溝の波乗りで精魂尽きるころやっとリフトトップに到着、スキーヤーで賑わうピステをよたよたと滑って昼前に駐車場へ。滑りは今一つさえなったが今年も清川行人小屋泊まりでのシーズンを楽しく締めくくることができた。

トラック図 (5/21赤 5/22青
国土地理院地図
登行図
累計高度(+) 1,418m (-) 1,765m