P-2223 | 偉大なる通俗の山「富士山登山」 |
開催日 | 2022年9月10日(土)〜11日(日) | |
参加者 | 8名(会員6名,会員外2名) | |
報告者 | 伊藤謙二 | |
報告日 | 2022/09/13 |
今年は残雪期の富士山を滑れなかったが、小屋閉めの日に東洋館に泊まり9月11日に クラブの大先輩達と一緒に吉田口を登った。養老院から元気な爺達が抜け出して来た様相だが今年は初めての紅一点が光を放った。 |
9月10日(土) 曇り後晴れ |
コースタイム:スバルライン5合目出発:14:00 7合目 東洋館着18:00 昨夏の小屋締めの日よりもはるかにスバルラインが渋滞していた。お庭の駐車場近くまで正に牛歩並みの牛走である。ここより上の駐車場が空けばそこに駐車してシャトルバスで5合目迄行けるが30分ごとの運行なので結局歩いて5合目に到着。 みはらし食堂で昼食を食べてから14時に出発。富士山保全協力金の1,000円を支払い木札を頂く。周りには外人が嫌に目立つ。しかも欧米の方よりもアジアンの方が多い。オオサワトリカブトやアキノキリンソウを愛でながら18時近くに東洋館に到着。 昨年よりも1時間余計にかかったがこれも加齢のせいか?コロナ禍の中で十分な対応が出来なくて申し訳ないと宿主からビール、お酒を振舞って頂いた。学生時代からのご縁のIさんのお陰でいつも十二分なおもてなしだ。食後、中秋の十五夜を拝んでから眠りにつく。 |
(1) 大渋滞 | (2) 漸く5合目に到着 |
(3) 5合目の人混み | (4) ガスの中を出発 |
(5) ハクサントリカブトとアキノキリンソウ | (6) 晴れてきた! 頑張るぞ |
(7) そしてにっこり |
(8) アクリル板越しの夕食1 | (9) アクリル板越しの夕食2 |
(10) アクリル板越しの夕食3 | (11) 十五夜 |
9月11日(日) 晴れ |
コースタイメ:東洋館発6:10(2,900m)、8合目太子館(3,040m)7:00、白雲荘(3,200m)7:55、本8合目富士山ホテル(3,350m)8:50、吉田口頂上11:15〜12:10、5合目スバルライン広場16:30
狭いながらもベニヤとカーテンで仕切られた個室内?で4時半に目が覚めた。東洋館のベランダに出てみると外人を中心に大勢の登山者が休憩している。ご来光迄あと1時間、再度眠りにつく。昨年同様5:20にご来光を拝む。朝食をとってから6:10に東洋館を出発する。まず宿横の急な岩ゴロゴロ道から登り始めるが、雲海の上に御坂山塊や奥秩父、甲斐駒、日光の山々が美しい。この山はゆっくりでも辛抱強く歩みを重ねれば必ず頂上に着ける。そして11:15に吉田口頂上に到着。 昼食をとり十分に休養してからお釜越しの剣が峰を望み記念撮影後、下山開始。このスコリアだらけの道は滑り易い。人の口車に絶対に乗ってはいけないが、こうした滑り易い石車に下手に乗ると捻挫もしかねない。用心・用心。途中外人が我々よりももっと牛歩で足を労わりながら下山している。捻挫でもしたのかと尋ねてみたら両膝が痛くて早く歩けないという。膝ベルトでもしてれば良かったのにねえ、なければ手ぬぐいで膝の上下を縛ったらと言ったらそこまでしたくないと。5合目近く迄下り留守本部になって頂いたお二人に無事下山の電話をする。帰京途中、昨夜の十五夜に続き十六夜の月を見上げながら帰路についた。来年もこの日本一のお山に頑張って登りたいものだ。 |
(12) 朝4時半、東の空が明るくなった | (13) 御来光 |
(14) 甲斐駒と仙丈ヶ岳 | (15) 八ヶ岳 |
(16) 御坂山塊と奥秩父 | (17) 正に雲海 |
(18) 東洋館出発 | (19) 福岡さん頑張る |
(20) 黙々と登る1 | (21) 黙々と登る2 |
22) 吉田口頂上 |
(23) お釜の前から剣が峰を望む |