山行報告 森吉山からテレマーク山荘までスキー縦走
実施日 2025年3月10日
参加者 笹生博夫 ゲスト 1名(M.P氏イタリア山岳会)
報告者 笹生博夫
報告日 2025/03/18
永年想っていた森吉山からテレマーク山荘まで縦走をイタリアから来日中の友人と実現 天候に恵まれ素晴らしい滑降縦走となった。
阿仁ゴンドラ山頂駅を9:30にスタート 石森でシールを外し森吉神社まで35分。

そこからうねりのある樹氷原と雪庇の間をゆっくり滑降し雲嶺峠に出た。

一ノ腰のピークを望む
ここからトラバース気味にスキー場跡に出られるはずだが樹氷の間は凹凸が多く抜けるのが難しそうなのでシールを付けて一ノ腰のピークまで15分ほど登るとスキー場跡までのルートがよく見えた。あとはノートラックの新雪の斜面を一気に下りあっけなく除雪された旧スキー場駐車場に出た。しかしここから雪の着いた道路を標高差200mテレマーク山荘まで滑って滑走終了。12:20分であった。程なく予約したタクシーが来て宿まで戻った。(タクシー代14500円) タクシーを呼ぶのにテレマーク山荘までの除雪状態の確認がネックであったが、北秋田市役所とテレマーク山荘の管理人の方が最新状況を教えてくれた。



スキー場跡から 滑ってきた上部を望む

テレマーク山荘
感 想 短いルートであるが、絶景とオープンバーンの大滑降が楽しめる好ルートであった。
終了後に宿舎に戻るタクシーが3人以上だとジャンボタクシーになので予約しにくいとも聞く。天候が安定していたら、スキー場下部まで出た後、標高差400-500mを登り返して忠実にルートを戻るか、さらに森吉山側の谷に滑り込んで石森に登り返すなどしても十分日帰り出来る行程であると思う。適期だが2月だとパウダーが楽しめそうだが、天候が不安定な日が多いであろうし、新雪のラッセルに苦労すると思うので3月上中旬が成功率が高いと思う。また3月の方がテレマーク山荘までの除雪も進んでいると思われる。

森吉山周辺は樹氷もあって晴れると素晴らしい景色になりますね.テレマーク山荘までのルートは魅力たっぷりで気持ちよさそうです.
ぜひ来シーズンチャレンジしましょう