スキーシーズンの掉尾を飾る

 ―岩木山、八甲田山スキー合宿―

開催日:2024年4月26日~4月30日

リーダー:小山恭吾
参加者:小山恭吾、須々田秀美、伊藤謙二、大友裕美、村松哲彦、平野裕也、竹越恵藏、太田雄三、柏木 充、高野 剛、上野喜美男、小倉一友(会員10名会員外2名)
報告者:平野裕也
報告日:2024/5/4

<概要>

竹越会員のご厚意に甘んじて竹越邸をベースに岩木山弥生コースから赤倉尾根、百沢コース、南八甲田の櫛ケ峯、駒ヶ峯の春スキーを楽しんだ。雨のため水連沼からの硫黄岳,小岳のツアー中止、さらに低温、強風予測での岩木山西法寺森からスプリングスキー場へのツアー中止など残念なこともあったが、青森県立美術館見学や岩木山を眺めながらの山菜天ぷらやバーベキューパーティー、数々の美酒と尽きぬ歓談など、忘れがたい素晴らしい山行となった。

4月26日(金)

新青森駅から竹越邸に向かう途中、吉永小百合さんのCMで有名になった鶴の舞橋に立ち寄った後、地元の方以外は全員竹越邸に集合。つがる地球村の温泉入浴、買い出しなどを済ませて宴会第一幕開始

鶴の舞橋の向こうに岩木山-
宴会第一幕スタート

4月27日(土)晴れ

バス開通直後のスカイライン8合目からシートラで山頂直下の鳳鳴ヒュッテへ。上部の藪漕ぎに悩まされる。山頂をトラバースして巌鬼山から大黒沢を200mほど滑降、登りなおして赤倉尾根1150mに出る。雪庇が落ちた後の細い稜線を横滑りとボーゲンなど駆使して滑降、伯母石を経て赤倉神社に下山。

細い赤倉尾根
残念ながらリフトはまだ
いざ出発
山頂に向かって藪漕ぎ
弥生コース上部を滑る
細い赤倉尾根を滑る
赤倉神社に到着
竹越邸リビングより岩木山を望む

4月28日(日)晴れ

昨日と同様、8合目から鳥海山を経て百沢コースの上部急斜面を滑降、姥石を過ぎて標高700mあたりでシートラに移る。今日もヤブがひどく、難儀する。七曲を過ぎるあたりから一面のカタクリ群落や可憐なキクザキイチゲに出会い、疲れも吹き飛ぶ。間もなく広々とした百沢スキー場に到着して今日の行程を終了

百沢コースを快調に飛ばす
またもや藪漕ぎ
姥石から山頂を振り返る
見事なカタクリ群落
可憐なキクザキイチゲ
百沢スキー場に到着
バーベキューパーティー
見事なカタクリ群落

4月29日(月)晴れ

早朝に竹越邸を出発、酸ヶ湯温泉を経て路駐で混雑する睡蓮沼に到着、櫛ケ峯を目指す。今日も晴れて気温が高い。山頂でランチ後、東面の急傾斜を200mほど滑降、駒ヶ峯に向かう。駒ヶ峯山頂からは傾斜の緩い疎林を青森ヒバの花粉や松ヤニが原因と思われるストップ雪に悩まされながら睡蓮沼に到着し、酸ヶ湯温泉で一泊

睡蓮沼より八甲田山
櫛ケ峯に向かって
櫛ケ峯山頂
櫛ケ峯の急斜面を滑る
駒ケ峯山頂
睡蓮沼に向けて下山中
酸ヶ湯温泉での宴会始まる
竹越さんのご寄贈

4月30日(火)雨

朝から雨、今日は文句なく沈殿。武越邸への帰途、青森県立術美術館に立ち寄る。正面のシャガールの超大作に圧倒される。地元にゆかりの深い宗像志功や奈良美智などの作品や企画展などで時間を過ごし、入浴後、竹越邸に戻る。竹越さんのギャラリーで白神や八甲田を中心とした貴重な写真の展示を拝見、訪問者名簿に古いASC会員の名前を見つけ懐かしく思う。

すべて手作りと聞いてびっくりの竹越邸
青森県立美術館 シャガール「アレコ」背景画
奈良美智の作品
棟方志功の作品
竹越ギャラリー
竹越ギャラリー内部

5月1日(水)曇りのち晴れ

今日は最終日。8合目から西法寺森を経てスプリングスキー場に下る長平コースの予定だったが、天気予報をチェックした結果、急激な低温と強風が予想されたため、リーダー判断で中止とした。この一週間、惜しみなくご提供いただいた竹越さんの厚意に感謝しつつ解散。

赤倉尾根 4/27
百沢コース 4/28
櫛ケ峯、駒ケ峯 4/29

スキーシーズンの掉尾を飾る」への2件のフィードバック

  1. さっそくの投稿ありがとうございます。
    酒よし山よし友よしの山行でした。
    リーダー小山さん大友さんありがとうございます。
    竹越さんありがとうございます。柏木

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