アーカイブ(2007年〜2009年)

2009年 6月ー7月
アンデスを巡る旅
―ペルーとエクアドル―
松澤節夫
初めての南米の旅(アンデストレッキング)をしてきました。ネパール(行ったことはないけれど)のシステムに似ていて、隊荷はロバ3〜4頭に積んでキャンプ地に先行。私はもっぱら馬の背に揺られて、4800mほどの峠越えや山岳展望、野生動物や花の観察、村人との交流、キャンプサイトでのビール・パーティー、鱒釣り、スケッチなど楽しむ忙しい毎日です。  

2009年 7月
鳥海山 山スキー
中川 武
鳥海山には何度も行っているが千蛇谷を滑るのは今回が初めて、期待に胸を膨らませての参加である。リーダーの高橋さんはそれこそこのルートに精通している。まずは下山ルートに車を配置するところからこの山行は始まった。  

2009年 7月
十勝連峰〜トムラウシ縦走
(十勝岳温泉〜沼の原登山口)
小林義亮,徳永泰朗
例年、この時期は梅雨真っ盛りの本州を避けて北海道の山へ出かけることにしている。今年も東京勢3人に経験豊富な津軽の二人を加え、合計5人のパーティーで出かけた。目的の山はオプタテシケだが、リーダーはそのピークの近くの登山口から取り付く優しいコース選択を避け、十勝連峰を貫いて表大雪の南端、トムラウシ、化雲岳を踏み、五色ヶ原から沼の原登山口までを歩き通すという、距離にして57kmの手強い計画を立てた。  

2009年 4月-5月
日本のオートルートを滑る
平野裕也
ここ数年、宿題になっていた日本のオートルート。立山から槍ヶ岳まで、途中薬師岳、黒部五郎岳、三俣蓮華岳など3000m級の北アルプス稜線57.4kmをスキーで縦走するこのルートは、山スキーのさまざまな技術や経験が試される難コース。幸い1週間におよぶ快晴に恵まれ、初回のトライで成功することができました。  

2009年 4月
利尻岳を滑る (オチウシナイ稜)
山口允彦
利尻岳は、国土地理院では利尻山(りしりざん)という名称がつけられているほか、「利尻富士」とも呼ばれる。 標高は1,721mで、我が国の最北で最高の山である。今回は、鴛泊側から登ってオチウシナイ稜を滑降する。オチウシナイ稜は、頂上直下より派生する尾根で、ローソク岩、大槍等のエギュー群や痩せ尾根の多い利尻岳にあっては唯一の登り返しの全くないスキー向きの尾根ルートになっている。  

2009年 4月
蓮華温泉ツアー
ー天狗の庭と金山沢を滑るー
片山秀雄
今回、某スキークラブで講演したことをきっかけに、蓮華温泉ツアーに誘ってもらえることになった。蓮華温泉は行ったことがない。2日目は平岩ではなく、1200mを登り返して金山沢を滑る予定。金山沢も初めてだ♪♪♪  

2009年 2月
2009年 シニア深雪活動報告
片山秀雄
前日車1台で東京を午後出発し、二岐山登山口前の「秘湯を守る会」山毛欅山荘に宿泊。 翌朝は昨夜来の雪でパウダーがたっぷりで皆期待を膨らませた。 しかるに食事の間になんと雨に変化。 この不運に一同落胆しくやしさを噛みしめ帰途に着く。二人は車で蔵王の会山行へ、あとの二人は列車で東京へ。  

2008年 12月
宮城蔵王から刈田岳
−今シーズンもフリーズされた世界へー
野口いづみ
遅くなりましたが昨年末、行った宮城蔵王からの刈田岳の報告をします。2月にASCで行った山形蔵王と異なり、野口の個人山行です。天候に恵まれて、すばらしいパノラマとツアーをエンジョイしました。  

2009年 2月
大雪山系オプタテシケ山・旭岳
佐藤文昭
企画力のある斉藤さんの計画に北海道でパウダーを滑りたいDR.Kと佐藤が参加した。仙台から苫小牧へフェリーで車ごと移動。多忙な勤務医の木村さんは往復空路、佐藤は帰りのみ空路。パウダー狙いかサミット狙いのどちらかというとパウダーが目的の隊だった。初日、風が強く頂上へいけないつもりで出発が遅かったので時間切れで引返した。翌日、頂上を狙うなら早朝にライトをつけて出発すべきだが、目的の大斜面は雪質が悪ので、林間のパウダー好斜面を求めてコスマヌプリ方面へ出かけた。  

2009年 2月
日白山偵察行
小林義亮
2月14〜15日の雁が峰、日白山クラブ山行のための偵察行。あまり名を聞かない山だが、国道17号線をはさんでかぐら田代スキー場の丁度反対側にあり、平標山が北に高度を落とした一ピークである。山頂からは谷川連峰の大迫力の展望が開ける。日白山の標高は1631メートル、二居からの標高差は約800メートルだが、雪が少ないこともあって結構きつい山行となった。  

2009年 12月
八方尾根初滑り
高井紀栄
恒例の八方尾根初滑りは、新しい道具の使い勝手や特性を知り、スキー技術の確認など、シーズン初めとして大事な行事である。今回は松澤さんが新調のスキーとブーツ、藪田さんが新調のブーツを持ち込み試していた。  

2009年 10月
2009年秋の全国集会(高尾山)
ASCホームページ委員会
2009年秋の全国集会は天気にも恵まれ、雪に輝く富士山を見ながら秋の高尾山とそれに連なる山々を楽しみました。ASC会員でもある日本山岳会高尾の森つくりの会の中心メンバー河西さんの説明もいただき、活動現場も見学しました。  

2009年 4月
岩木山 山スキー
高尾文雄 小松崎幸代子 徳永泰朗
陸奥津軽にも春が訪れました。雪に閉ざされていた岩木スカイラインも4月11日に開通しました。そこでこの岩木スカイラインを利用し、自動車の機動力を十二分に発揮して、名残惜しい残雪を滑りまくりました。3日間を通して無風の晴天が続き、都合5度も岩木山山頂直下の肩に立ちました。そしてその度に岩木山を知り尽くしている津軽の会員の先導で大斜面をほしいままに滑ったのです。  

2009年 4月
苗場山スキー
高井紀栄
今年は出口屋のご主人、和人さんが昨年5月に急逝された「出口屋のお父さん」(福原直市さん)に代わってルート案内をしてくれた。沢に沿って登っていくコースで、稜線下の急斜面まではかなり楽にいけた。そのため、引き返し時間の12時までにほとんどの人が頂上に登った。雪の量は多かったが、数日前から温度が高かったためか、雪質は「ざらめ」にならず不安定だった。  

2009年 3月
2009年 春の全国集会 (志賀高原)
野口、中川、佐藤、岡田、田邊、西田
アルパイン・スキー・クラブの春の全国集会は、当クラブの年間最大の行事である。今年は、志賀高原・熊の湯温泉に平均年齢67歳の仲間47名が集結し、4月4日にオプション行事として 「横手〜草津ツアー」 が、4月5日にはメイン行事として「裏岩菅山ツアー」 と 「志賀高原ゲレンデ・ツアー」が行われた。  

2009年 3月
鳥海山月山森
小林義亮
いよいよ春スキーの本番の季節に突入。今回3連休の日取りも良く、春スキーのメッカ、鳥海山へと向かった。3月19日(金)は季節はずれの暖かさで、東北も最高気温25度の暖かさ。しかし夜から雨。山行が危ぶまれたが移動性高気圧がやってきて、20日は山に近づくにつれて上天気となり、快適なスキーが楽しめた。21日(土)は移動高がやってきて登山日和。  

2009年 3月
大日岳・野伏ヶ岳・猿ヶ馬場山スキー
徳永泰朗
今回の山行はリーダーがASC入会以来初めて自分の企画として計画した例会だった。これらの山域は名だたる豪雪地帯であり、特に野伏ヶ岳は過去において会の全国集会で先輩方が厳しい経験をされた記録もあるので情報収集など慎重に準備を進めた。寡雪の今シーズン、雪不足を心配したが幸いにして13日の昼ごろから14日夕刻まで降雪が続き、この時期としてはまずまずのコンディションで楽しむことができた。  

2009年 2月
杉山進さんと滑る
ドロミティ・スーパースキー
高井紀栄
ここ数年、アルパインスキークラブでは奥志賀で松澤さんがリーダーとなって杉山進さんと滑る会を行ってきた。その海外編である。杉山さんは1956年第7回冬季オリンピック大会(コルチナ・ダンペッツォ大会)に出場された。杉山さんにとっては、思い出多く、熟知している地である。  

2009年 2月
蔵王山スキー
小林義亮
どうもここ数週間の天気は週末に荒れる傾向が定着してしまったようだ。20日(金曜)に蔵王に入った前泊組は強風、雨に見舞われて、ゲレンデも閉鎖させる悪天候に出鼻をくじかれた。21日も風が強く、稜線の通過は困難でゲレンデスキーに徹した。22日は快晴になったが依然として稜線は強風が吹き荒れて地蔵山までがやっとで、あとは樹氷原を楽しみ、後はゲレンデを滑りまくった。  

2009年 1月
野沢温泉と鍋倉山スキー
平野裕也
最初は小パーティを考えていたが希望者が多く16名に増やした。それでも参加できずに涙を呑んだ方もいた。シーズン中に2回目を考えている。標高1300mほどの鍋倉山は麓から標高差750m、3時間程度の登りと手軽ながら、見事なブナに覆われた幽玄郷、滑降ルートも多彩で高齢者向きの好コースである。  

2009年 2月
かぐら峰・日白山スキー
小林義亮
毎年この時期に実施される恒例の山行である。例年の通り初日には雁が峰を計画していたが厳冬期のことでもあり、これまでも100パーセントの実施はむつかしかった。昨年は前日からの大雪でリフトが止まり、ゲレンデスキーに徹せざるを得なかった。  

2009年 1月
野沢スキー合宿
高井紀栄
アルパインスキークラブの野沢スキー合宿は、今回が18年目になるという。「成人の日」がハッピーマンデイ制になっても、「野沢の火祭り」の15日は変わらない。今年は、15日が木曜だったので、3日間全て平日になった。参加者は例年より少なく、66歳以上の年配者のみだった。  

2008年 12月
八方尾根初滑り
高井紀栄
恒例の八方尾根初滑りは、新しい道具の使い勝手や特性を知り、スキー技術の確認など、シーズン初めとして大事な行事である。今回は、久しぶりにスキーの名手、藤井さんが参加して指導してくれた。松澤さん、鹿島さんによる指導もあり参加者は各自の持つ問題点を叩き込まれた。  

2008年 11月
紅葉の黒部川
高尾文雄
下の廊下を紅葉の真っ盛りのときに歩いてきました。黒部別山の岩登りに通ってた時期からずいぶん時間が経ちました。思い出のルートを眺めながらの山行でした。紅葉と峡谷と高い岩壁のコントラストが素晴らしかったですね。
阿曽原の小屋は10月一杯までで、テントでの山行となりましたが、途中のハンノキ平(オオタテガビン沢出合上流)で岩に囲まれての幕営と、阿曽原小屋下での豪華紅葉の下での露天風呂は最高でした。天気に恵まれ、思い出に残る山行となりました。
 

2008年 5月
白馬 Two Days Round Trip
−清水谷と鑓雪渓を滑る−
野口いづみ
朝、猿倉の駐車場で東京勢2名、関西勢3名、地元大町の村松さんの6名が集合した。ナオコさんからノルウエイ・フィヨルド・スキーの写真をみせてもらう。今までの海外ツアーの中で最高で今年のハイライトとのこと。隣の車のお兄さんも写真を覗きに来て、ナオコさんに連絡先をきいていた。  

2008年 3月
2008 ヨーロッパ Alps 「寒波直撃」
片山秀雄
4日間のJungfrau地区の現地ツアーに参加するためジュネーブへ向かう飛行機の窓からは曇りではあるが主な山々が見え、明日からのツアーの先行きに安堵する。その夜はBrigの駅前ホテル泊り。翌早朝携帯が鳴る。ガイドから大雪で今日のツアーは取り止め3日間に変更するという連絡。驚いて窓のシャッターを開けると、昨日雪のかけらも無かった地面、屋根に雪が振り積もりなお激しく降っている。その日は仕方なく一人でZermat Rothornのゲレンデを滑る。  

2008年 2月
2月連休の北信遠征
黒姫山・佐渡山・乙妻山
野口いづみ
恒例の八方尾根初滑りは、新しい道具の使い勝手や特性を知り、スキー技術の確認など、シーズン初めとして大事な行事である。今回は、久しぶりにスキーの名手、藤井さんが参加して指導してくれた。松澤さん、鹿島さんによる指導もあり参加者は各自の持つ問題点を叩き込まれた。  

2008年 3月
頚城山群 火打山・澄川スキー
高尾文雄
実に17年ぶりの澄川である。 前回はデブリに悩まされたが、今回はデブリはほとんどなく、快適な滑りが連続した。 特に上部では3人ともエクスタシーに浸るほどでした。  

2008年 1月
シニア深雪初ツアー 斑尾高原スキー場
片山秀雄
シニア深雪グループ結成の初ツアーは奥村さんからの斑尾高原へのご招待と決まった。 初日、小松原車に相乗りで斑尾高原へ向かう。 斑尾スキー場、斑尾高原ホテルのオーナーのお一人である奥村さんは、ホテルにご自分の部屋をお持ちで、ここを利用させて頂く。 リフトを何本か乗り継いで一番高い所まで行き、ここでシールをつけ疎林の尾根を斑尾山(1381m) へ向かう。 この日は幸い天気が良く周囲の山々が全て見渡せた。  

2008年 4月
2008年 春の全国集会 (鳥海山)
西田進、小林義亮、高井延幸、岡田尚武
昨年に引き続き、2008年1月21日と22日の二日間にわたって杉山進スキースクールが企画され、9名がスキーを学んできました。 例年より積雪量は少ないというものの、良いコンディションに恵まれて厳しくも楽しいスクールでした。  

2008年 1月
杉山進スキースクールに参加しました
安井康夫、岡田尚武
昨年に引き続き、2008年1月21日と22日の二日間にわたって杉山進スキースクールが企画され、9名がスキーを学んできました。 例年より積雪量は少ないというものの、良いコンディションに恵まれて厳しくも楽しいスクールでした。  

2008年 2月
「雪を知る」 雪崩講習会 2008
川村(京大山岳部)、松坂、早川(英)
雪崩地帯に踏み込み、山スキーを楽しもうとする人たちには、雪崩の知識・セルフレスキュー訓練は必須である。雪質・斜面の見方、安全対策、レスキュー実技など、安全で楽しいスキーツアーのために、多方面から雪崩を学び、フィールド体験を積んでいく世界基準(カナダ雪崩協会)のカリキュラム・初級編が、昨シーズンに引き続き実施された。  

2008年 1月
野沢スキー合宿
西田、高井(延)、岡田
アルパインスキークラブの野沢スキー合宿は、今回が17年目になるという。「成人の日」がハッピーマンデイ制になっても、「野沢の火祭り」の15日は変わらないので、毎年1月15日を中心に合宿は行なわれる。この時期に合宿を行なう目的は、スキーなどの用具の点検・整備、用具の低温テスト(毛無山山頂は1650mで、−10℃くらいになる)、体調・体力のチェック、スキーの基礎練習、約8kmのロング滑降トレーニング、ということになる。  

2007年 12月
八方尾根初滑り
松澤節夫、高井(延)、早川(英)/FONT>
恒例の年末行事。 新しい道具の使い勝手や特性を知り、スキー技術の確認、体調を確かめるなど「初滑り」でやるべきことはたくさんある。そうそう、年末最終の「宴会」も欠かせない。  

2007年 11月
立山 初滑り
高尾文雄
10年に一度あるかという絶好の天気が連休にやってきて立山でパウダーを満喫してまいりました。 雷鳥平へテントを張りました。 多くのパウダー狂が全国からやってきて室堂周辺はシュプールだらけとなっていました。スキーはファットがほとんどで、それも尋常なファットではなく、すごく太くて長くて重い。 まるでファットスキーの品評会のようでした。 特に今回は若い女性が多いのが気がついた点です。  

2007年 11月
2007年 秋の全国集会
(朴坂山・光兎山)
西田進、小林義亮
アルパインスキークラブ恒例の秋の全国集会は、今年は越後の光兎山登山を中心として開催された。第1日目にはオプションとして行なわれた朴坂山登山の後、懇親会が開催され、久しぶりの再会を楽しんだ。2日目は本番の光兎山登山が行なわれた。2日とも生憎の雨天であったが、真っ盛りの紅葉の中の山歩きを満喫できた。  

2007年 10月
スキー技術向上委員会
(シール歩行・登高の姿勢)
西田 進
シールの歩行について山スキーの技術書には必ず出てくるがあまり詳しいことは書かれていない。 いろいろコツのようなものがあったり、工夫するところがあるのだがあまり触れられていない。
今回、これまで私が人から教えていただいたり、自分で考えたりしたシール歩行のコツ、工夫をご紹介することになった。 人それぞれの歩き方があるように、シール歩行にも人によって違いが出てくるだろう。
 

2007年 8月
2007年 夏縦走
「仙塩尾根から赤石岳」
徳永泰朗
8月10日  芦安で仮眠
8月11日  仙丈小屋 泊
8月12日  熊ノ平小屋テント場 泊
8月13日  三伏峠テント場 泊
8月14日  荒川小屋テント場 泊
8月15日  椹島ロッジ 泊
 

2007年 4月
マウンテン・バイクを利用して
白山をスキーで往復
佐藤文昭
今回の白山往復の前に慶応山岳部後輩の宇野君がマウンテンバイクを利用して下記のように平ケ岳往復ロングコースを単独でやり遂げた。戸倉ゲート−津奈木−鳩待峠−山の鼻−ワル沢右岸−大白森分岐−白沢山−平ヶ岳 往復  

2007年 4月
2007年 春の全国集会
(火打山北面を滑る)
野口いづみ
今年のアルパインスキークラブの春の全国集会は、シャルマン火打スキー場を利用して火打岳北面で行なわれた。 第1日目はオプショナル・ツアーとして空沢山から西飛山ダムへ降りるコース。夜は恒例の懇親会。2日目はメイン・ツアーとして放山を往復した。  

アーカイブリスト